ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はレノボのモバイルノート「IdeaPad S206」をレビューする。価格は4万円台半ばと、ネットブック並み。高性能なネットブックや5万円程度のA4ノートが登場する中、このモデルに勝算はあるのか!?

 一昔前には爆発的なブームになったネットブックだが、最近はとても影が薄い。やはり、性能の低さや使い勝手の悪さがユーザーに伝わったのであろう。ネットブックでは力不足だと感じる人がほとんどなのは間違いのないところだ。

 もちろん、まだネットブックは販売されているのだが、性能や使い勝手を強化してネットブックの枠を飛び越えたモデルも多く登場している。今回紹介する「IdeaPad S206」は、11.6型液晶を搭載するモバイルノートだ。最大の魅力は価格で、ほぼ発売のタイミングである本記事執筆時点でさえ、4万円台半ばで販売されている。価格的には5000円ほど高いイメージだ。

 レノボでは、Webブラウジングのためのノートブックと定義しており、ネットブックと同じカテゴリーに含めている。この価格にしてどこまで使えるのだろうか。ネットブック人気が一段落したこのタイミングで出してくるからには、それなりの勝算があるはずだ。しかも、いまやA4ノートでさえ5万円程度で購入できるモデルがある。今回も厳しい視点でレビューしていく。

IdeaPad S206は、11.6型液晶を搭載する安価なモバイルノート
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天板はシンプルな白だが、つや消しのパールホワイトで清潔な印象だ
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本体はかなり薄く、およそ2cm
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