「作家コラボ 消臭絵あわせインソール(3柄セット)」1344円(画像クリックで拡大)

 外出時、大荷物を抱えているのに小さな子供が靴を左右逆に履いてしまい、バタバタしてしまった経験はないだろうか? そんなトラブルを楽しく解決してくれる、子ども用の靴の中敷き「作家コラボ 消臭絵あわせインソール(3柄セット)」が人気だ。人気の秘密は、左右の中敷きにまたがって動物が描かれている楽しいデザイン。販売元のコジット(大阪市)、商品開発担当の稲本恭子氏によると、昨年12月の販売開始時の売り上げは月に200個ほどだったが、3月末に入学・入園グッズとしてテレビで紹介されたことをきっかけに通販各社からの注文が急増。4月は上旬の段階で1000個を超える注文があり、品薄状態が続いているという。

 商品化のきっかけは「子どもが靴をそろえるのが楽しくなるような商品が欲しい」という顧客の声だった。同社はこれまでも絵あわせの中敷きを手がけてきたが、今回初めて作家にオリジナルイラストを依頼。イラストを描いたのは、『まっくらなよると ばくのムー』などの絵本、鮮やかな配色の切り絵や版画を手がける、むらかみひとみ氏。子どもの好きな動物を題材に、小さな子どもにも分かりやすいシンプルなデザインで、上履きに入れてもきれいに見えるよう、ミントグリーンを基調とした鮮やかで優しい色合いとなっている。

 商品のセットには、しろくま、ぞう、ひつじの3種類の中敷きに、サイズカット用の型紙が付いている。幼稚園児くらいから小学校低学年を想定し、13cmから20.5cmのサイズの靴に対応。これなら体育館などの入り口にたくさんの靴が並んでいても、自分の靴がすぐに見つけられそうだ。また、子どもたちは汗をかきやすく靴が臭ってしまいがちなので消臭機能も備えている。臭いの成分を素早く中和・消臭する生地デオデライトを採用。さらに裏地をメッシュにして蒸れないように工夫した。

 主な購入者は、幼児を持つファミリー層だが、孫に買ってあげたいという50~60代からも反響があるとか。「3歳くらいのまだ字の読めないお子さまでも“絵が合っていないとおかしい”とわかり、きちんと靴をそろえて履くようになったという、うれしいお声をいただいています」と稲本氏。この商品には、脱いだ後もバラバラに脱ぎ散らかさずに、きちんと片づけてほしいという思いも込められているそう。新学期を迎えたばかりのこの季節、友達の中敷きを見た子どもたちの口コミからもさらに人気を呼びそうだ。

(文/池田明子=フリーエージェント)