2012年3月1日、関西国際空港(関空)を拠点とする日本初の本格LCC(格安航空会社)「ピーチ・アビエーション(以下、ピーチ)」がついに就航した(ピーチに関する詳しい記事はこちら)。今回は初就航便である関西空港発新千歳空港行き(朝7時発、ピーチ101便)に搭乗し、手続きや乗り心地、サービスをチェックした。

機体から制服まで、ピンクがキーカラーの和製LCC「ピーチ」
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iPhoneでチェックインできた!

 ピーチでは出発90分前~30分前までのチェックインが必要(朝の始発便は75分前から)。ここでまず気をつけなければならないのが、関空では通常の旅客ターミナルビルではなく、鉄道駅を挟んだ反対側にある商業施設「エアロプラザ」の2階でチェックインを行う点。鉄道を利用する人には距離的には変わらないが、バスで到着すると思った以上に遠い。これは、秋をメドに完成予定のLCC専用ターミナルがオープンするまでの暫定措置だが、ターミナル賃料などのコストを削減する狙いがある。

 チェックインは預ける手荷物の有無に関わらず、全て自動チェックイン機で行う。航空券購入後にメールで送られてくるバーコード付き予約確認書を印刷して持参するか、6ケタの予約番号を控えておく必要があるので注意(ピーチのウェブサイトにはこのどちらかがないと搭乗手続きができないとの記載がある)。自動チェックイン機に予約確認書のバーコードを読み取らせるか、タッチパネルで予約番号を入力すれば、レシート型の搭乗券がプリントアウトされる仕組みだ。

 驚いたのはiPhoneでもチェックインできたこと。帰りの新千歳空港で購入時に届いたメールをiPhoneに転送し、iPhone画面に表示させたバーコードを自動チェックイン機のリーダーにかざしたところ、すぐに搭乗券が発行された。

チェックインは預ける手荷物の有無に関わらず、全て自動チェックイン機で行う。航空券購入後にメールで送られてくるバーコード付き予約確認書を印刷して持参するか、6ケタの予約番号を控えておく必要がある
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購入時にメールで届いたバーコードをiPhone画面に表示させて自動チェックイン機のリーダーにかざしたところ、チェックインに成功
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搭乗券の最後に英語で「OOKINI!!」と印刷されていたのが印象的
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 この際、事前に有料もしくは座席指定料金込みの運賃で座席指定していれば指定座席番号付きの搭乗券が発行される。座席指定以外で通路側・窓側といった希望は一切受け付けないので、「座席はどこでもいい」という人以外は追加料金(インターネットで予約の場合は210円)を払っても座席指定することをおすすめしたい(筆者は事前に座席指定をしていたが、座席指定をしなかった知人は3人掛けの中央席だった)。関西拠点のLCCらしく、搭乗券の最後には英語で「OOKINI!!」と印刷されていたのが印象的だった。