コンピューターゲームの「テトリス」のように“積み上げて消す”のではなく、“つなげていく”。ゲームの所要時間は15~20分程度と手軽に遊べるのも特徴(画像クリックで拡大)

 1980年代末から90年代初めにかけて、世界各国で大流行したコンピューターゲーム「テトリス」。“落ち物パズルゲーム”の元祖として知られ、夢中になった人はもちろん、そこまでいかずとも一度は遊んだ人は多いだろう。そのテトリスが、アナログなテーブルゲームに姿を変えて登場した。

 1月17日に発売された「TETRIS LINK(テトリスリンク)」は、テトリスでおなじみのブロック(以下、テトリミノ)をはじめ、テトリミノを投入するタワー、投下するテトリミノを選ぶサイコロで構成。タワーには縦20行×横10列のガイドラインがあり、テトリミノのかたちはL型やT型など合計5種類。2~4人のプレイヤーを赤、青、黄、緑の4色で色分けし、サイコロを振って出た目の形と同じテトリミノをタワーの好きな列に投下していく。自分のテトリミノを3個以上リンクさせてその得点を競うルールだ。最終的にタワーがテトリミノでいっぱいになった時に一番多くの得点をあげたプレイヤーが勝者。先を読んでたくさんのテトリミノをつなげて大量得点を獲得したり、相手のリンクを阻止したりと、シンプルながらも奥が深い。年齢層問わず楽しめるのも魅力のひとつだろう。

 米国のテクノソースが2011年春に発売したもので、国内ではセンチュリー(東京都台東区)が同社通販サイト「白箱.com」で発売している。発売開始から1カ月で1000個近くを販売、目標販売達成率の約289%で推移しているという。「弊社が過去に発売したいくつかのヒット製品と同じような初動で売り上げを伸ばしていますので、この商品も今後の動きに期待しています」とは広報室の平田圭一氏。

 複雑なルールはなく、一度基本の流れをつかめばわかりやすいゲームで、若者のホームパーティや家族だんらんといったシーンで盛り上がりそう。節電や巣ごもり傾向があるだけに、さらに人気が上がりそうだ。価格は2980円。

(文/梶 里佳子)