2012年に注目製品の1つとして期待されているのが“全録レコーダー”だ。東芝が発売している「REGZAサーバー DBR-M190」は、通常録画用として1TB、全録用として4TBの合計5TBのハードディスクを搭載。低画質モードを利用すれば、6チャンネル分、15日間のすべての番組を録画できる。

 また、下位モデルの「同 M180」では、全録用に2TBのHDDを内蔵。同様に8日分のすべての番組を録画できる。

 録画予約をし忘れたといったことがなくなるほか、会社や学校、Twitterなどで話題となった番組を見逃した場合にも、家に帰ればそれを視聴できるという利点が全録レコーダーの特徴だ。

 録画した番組は、東芝製の対応スマートフォンやタブレット端末に転送できる。持ち出して外出先で視聴することも可能だ。

 録画する概念がなくなるのは、まさにレコーダー革命といってもいいだろう。

 同様の製品には、業務利用を前提として開発された「SPIDER Pro」や、バッファローが発表した「ゼン録」がある。PTPが取り扱っているSPIDER Proは個人向けにも投入を計画しており、市場投入はこれからだ。一方、バッファローは2011年内に発売する予定だったものを、2012年3月上旬に発売を延期している。現行製品としては東芝のレクザサーバーに限定されるが、今年は“全録レコーダー”が続々と登場するのは間違いない。

東芝の全録コーダ-「REGZAサーバー DBR-M190」
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バッファローが3月に発売する予定の「ゼン録」
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