タニタ、カルピスなど、食に携わる企業が監修したレシピ本が人気を集めるなか、今度はキッコーマン飲料が監修した『ヘルシー! 豆乳レシピ』が登場し話題となっている。版元であるワニブックス広報によると、1月27日に初版2万部を発売した直後から大きな反響があり、すぐに1万部を重版。20〜40代の女性を中心に好調だという。
豆乳飲料の商品を紹介しているサイトにはさまざまな豆乳レシピが掲載されている。これを見たワニブックスのスタッフが、ただ飲むだけではなく料理へのアレンジの需要を感じて企画が始まった。厳選された60のメニューには、すべて紀文ブランドの調製豆乳か無調整豆乳が使われており、ほとんどが同書のために考案されたオリジナルメニューだ。
ユニークなのは、大豆の専門家であるキッコーマン飲料社員おすすめの豆乳ちょい足しレシピ。お酢や野菜ジュースなどの意外な組み合わせから、コーンポタージュなどの王道の組み合わせまで紹介されていて、料理のヒントになりそうだ。また、実際にキッコーマン飲料社員が試飲し、投票により決定した「社員のオススメ豆乳ドリンクBEST10」を収録。試作された数々のドリンクの中から厳選され、見事1位に輝いた「ミックスベリー&ソイスムージー」は、調製豆乳に市販の冷凍品のミックスベリーやヨーグルト、砂糖をあわせた絶品だとか。ほかにも豆乳の栄養素や製造法のトリビアなどが掲載されている。
今年は豆乳生産量の過去最高記録達成が期待されるなど、第3次豆乳ピークと言われているという。「書店から伺ったところ、意外と30代から40代の男性も買われているようです。年齢的にも健康志向にあり、注目していただいているのかもしれません。読者の方からは、豆乳が苦手でも食べやすく簡単なメニューばかりなので毎日作っているという声をいただいています」(ワニブックス広報)。豆乳は牛乳代わりに使えたり、チゲ鍋などの辛味をマイルドにするために入れたりと、和洋中の料理やスイーツまで幅広く活躍しそうだ。「この1冊で豆乳の様々な楽しみ方を知っていただき、豊かな食生活に役立ててもらえたらうれしいですね」(キッコーマン飲料社員)。確かに、これだけ豆乳料理のレパートリーが増えれば、飲みきりサイズだけではなく、500mLや1Lを常備する人も増えるに違いない。
ワニブックスは、同書をミニCOOKシリーズの第1弾と位置づけ、2月末には早くも第2弾となる納豆のレシピ本も発売。「おかめ納豆」で知られるタカノフーズの協力を得て、なんと75のメニューを掲載している。こちらも発売前から反響があるとのこと。今年は、健康的な大豆メニューにますます注目が集まりそうだ。
(文/池田明子=フリーエージェント)











