ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はHPのウルトラブック「HP Folio13-1009TU」を取り上げる。8万円を切る価格ながら性能は上々、本体サイズも13.3型ワイド液晶も合格点という戸田氏が、唯一気になったポイントとは?
いよいよ、ウルトラブックが大挙登場し始めた。これまでは、薄型・軽量のモバイルノートと言えば、日本メーカーの独壇場であった。ところが、ウルトラブックのコンセプトが確立されて以来、外資系メーカーの魅力的な製品が続々登場しているのだ。しかも、ウルトラブックは恐ろしいほどの安さである。
今回お借りしたHPの「HP Folio13-1009TU」は、8万円を切る安さ。ついこの前まで20万円を超えているのが当たり前だった本格モバイルノートと比べると、3分の1の価格だ。最近はモバイルノートも値下がりしているが、その点を踏まえても半額以下と言えるだろう。とにかく安いのだ。
CULVが登場したときには、価格通りに明らかに安っぽく、本格モバイルノートとの差は大きかった。ところが、ウルトラブックは薄さまで規定されており、かなり魅力的な製品が多いのだ。
HP Folio13-1009TUも、本体はマグネシウムとアルミを採用している。天板とパームレスト面はアルミで、ヘアライン仕上げが美しく手触りも上々だ。
とはいえ、高級なモバイルノートに比べると、形状にはあまり工夫が見られない。恐らくプレスで作ったパーツをカバー的に据え付けているのだろう。そこまで厳しい視点で見るのもどうかと思うが、ボディーの角の一部分ではパーツがきっちり合っていないために、手に引っかかりを感じるなど、多少の難点も見受けられた。
もちろん、価格を考えれば十分以上の質感である。液晶の縁の仕上げも秀逸で、画面を大きく見せることに成功している。間違いなく合格である。











