夏に初時代劇映画が控える――お茶の間を賑わすヤンチャ系
村上龍のベストセラー本を原作とした連続ドラマ『13歳のハローワーク』(テレ朝系)。劇中でTOKIOの松岡昌宏が演じる主人公・小暮鉄平がタイムスリップした90年で「13歳のテッペイ」を演じているのが田中偉登(たけと)だ。
物語の舞台はバブル期の日本。00年生まれの小学6年生にとって、あらゆることが未知との遭遇の連続だったようだ。
「アッシー、メッシーという言葉を初めて聞いたし、1990年のことも知らないし、最初は戸惑いがありました。でも、松岡さんが“昔の自分に似てる”と言ってくれたし、自分でも思ったらすぐ行動するところはテッペイに似ていると思うので、演じていて面白いです。現場では松岡さんがよく遊んでくれるし、楽しいです」
幼少時からモデルは経験していたが、演技はまだ始めたばかり。今回はオーディションで大抜てきされた。地元・大阪では「学校の休み時間には同級生と騎馬戦をして遊んでいます」と大きな目を輝かせるが、ひとたび仕事の話になるとプロ意識がのぞく。
「オンエアで自分の演技を見て、もっと自然にセリフを言いたいと思いました。今は使わない言葉もたくさん出てくるけど、自分が本当に経験したことのように演じたいです」
田中の同世代には、同じ00年生まれの濱田龍臣や『13歳〜』で共演する98年生まれの中川大志など、10代特有のナイーブな感性をうまく表現する「静」の演技派が多い。そのなかで、ヤンチャで明るいキャラクターを好演する田中は、「動」の魅力を持つ貴重な存在といえる。












