人間誰しも美しく生活したいと思っている。それは見た目だけじゃない。中身から美しくということだ。
 それはクルマも同じである。今どきクルマを実用性だけで買う人はいない。だったらトラックやバンでいい。そうではなく、乗る人の身体はもちろん、時には頭や心まで気持ち良くしてくれるから買うのである。それはスタイリングであり、走りであり、質感であり、ブランド性であり、知的興奮を誘うエピソードである。クルマはある意味、五感で味わうプロダクトだ。だから楽しくも難しいのである。
 というわけでこの“ビューティフルカー”では私、小沢が美しさや知的エピソードを中心にクルマを語っていこうと思う。

【コンセプト】遂に新春、日本再上陸!

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 「なんだ、ハナシが違うじゃん…」

 幾度となく韓国メーカーの台頭ぶりを伝えている小沢だが、遂に最新ヒュンダイに乗れることになった。それも東京で!

 まだ正規ではなく、春をメドに並行輸入しようとしている勇気あるショップの先行テストカーだが、ステアリングを握った瞬間私は青くなった。本当に良くできているのだ。

 去年韓国でヒュンダイに乗ってきた同業者曰く「品質はまだ“完璧には”日本車に追いついてないね」とのことだったが、追いついてるどころか、別解釈をしている部分すらある。短時間だが驚異の追い上げを裏付けするのに十分なクオリティーだった。

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