2010年9月に米国玩具大手のハスブロより発売され、翌年には米国最大級のおもちゃショー「トイ・オブ・ザ・イヤー」で「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞。海外でも人気を集めている(画像クリックで拡大)

 ビジネスシーンだけでなく、教育の現場でも2011年度から公立小学校高学年の英語活動が必修化されるなど、グローバル化が進む近年。日本人にとって英語はますます習得すべき言語になりつつある。そんななか、遊びながら英語に触れることができ、頭の体操や英単語トレーニングのように楽しめるデジタルパズルゲーム「ボグルフラッシュ」がタカラトミーから2011年11月に発売されて人気を集めている。

 これは、5つのブロックにある液晶画面へランダムに表示されるアルファベットを自由に組み合わせて英単語を作るゲームで、収録されている単語数は6828語。5つのブロックは独立しているが、一列につなぎ合わせると作成した単語を瞬時に認識、正解すると光と音で反応する「スマートリンク」を採用している。制限時間が終了すると“正解数”と“作ることのできた英単語の最大組み合わせ数”を表示するという。「遊びながら、英語に自然なかたちで触れさせたい」と買っていく親子のほか、「ゲーム感覚で、楽しみながら英単語を再確認したり新発見したりできる」と30代の社会人にも評判だそう。

 しかし、発売当初は“英語”というキーワードだけで敬遠され、ひと言では商品特徴を説明しづらかったため、ゲームとしての面白さを伝えることに苦労した。販促物などを準備して、売り場で直接ゲーム内容を知ってもらうなどのアプローチを重ねた努力が実り、発売後約2カ月で1万個を出荷。来季に向けてのリピート発注もすでに検討中だという。収納ケース付きで4515円。全国の百貨店・量販店の玩具売場、玩具専門店などで販売中だ。ルールが簡単で年齢関係なく、英語の苦手な人から上級者まで家族や友達と一緒に楽しめるのが魅力のこのゲーム、さらに売れ行きを伸ばしていきそうだ。

(文/梶 里佳子)