米国のほぼど真ん中に位置するミズーリ州。海にたどり着くまでの最短距離は約900km。それこそ新幹線で、東京駅から広島駅まで旅しないといけない距離らしいです。

 そんな内陸に引っ越すことを知った14年前。新鮮な海鮮物なんて絶対に手に入らないと、ましてやおいしいお寿司なんてぜーったいに食べられないと、ショックで涙したクローニン真木でございました。しかし、いざ引っ越してみると意外に何軒も日本食レストランがあることが判明。そして、その後も日本食レストランは増え続け、今では数えきれないほど。

 ところで、米国の日本食レストラン。その店名のネーミングセンスには特筆すべきところが。米国人の耳にすぐにジャパニーズだと分かってもらうためでしょうか、すでに知名度のある日本語単語(地名や食べ物の名前など)がよく使われています。例えば「Tokyo」、「Osaka」、「Hokkaido」といった地名を使ったレストランや、「Wasabi」や「Miso」といった食べ物名。ちなみに「Kobe」になると、米国人は地名というよりも神戸牛を先に連想するようです。

 ほかにも地名、食べ物名以外では「Banzai」、「Zen」、「Kampai」、「Oishii」といった言葉は、米国人の間でもその意味が広く知られていることもあり、レストラン名としても使われているようです。しかし、「Banzai」にいたっては、盆栽と万歳を間違えている人がいまだに多いという事実はありますが、まあこの際ツッコミなしの方向で。

「乾杯」と「わさび」。どちらも、セントルイスにある日本食レストランです
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「おいしい寿司」屋さん。ある意味直球に自信満々なネーミングですね……
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