2012年1月10日から米国・ラスベガスで開催された世界最大の家電展示会「2012 International Consumer Electronics Show」(CES)。CESのNECブースに、2画面タイプの次期「LifeTouch」のモックアップがそっと参考展示されていた。

 そのためか、相次ぐCESに関する報道のなかでも、これを取り上げているメディアはほとんどなかったようだ。

 LifeTouchは、Androidを搭載した端末で、同社では「クラウドコミュニケーター」という名称で呼んでいる。

 2010年10月に7型液晶を搭載した「LifeTouch」を投入したのを皮切りに、2011年2月にはキーボードを搭載するノートパソコン型の「LifeTouch NOTE」を投入。8月には、セキュリティ機能を強化した「LifeTouch NOTEビジネス向けモデル」と「LifeTouchセキュリティパックモデル」を発表した。さらに、11月には企業内での利用を想定した「LifeTouch B」を発売した。

 CESのNECブースで展示されていたモックアップは、ガラス張りのケースの中に入れられ、直接触ることはできなかったが、2種類の2画面タイプのモックアップは、2011年5月に国内で発表された「LifeTouch W(ライフタッチ ダブル)」同様、文庫本のように開いて使用するスタイルを踏襲する。企業内や企業の顧客向けサービスにおいて、新たな利用スタイルを提供する端末を目指すコンセプトにも変更がないという。

 従来モデルとの変更点は、2機種ともに7型の液晶を採用しているものの、右側に展示されたモデルはワイド画面を想定している点だ。仮に現行のSVGA(800×600ドット)が踏襲された場合には、WSVGAのディスプレイが搭載されることになる。

 薄型化も図っている。デュアルコアCPUであるcortex A9を搭載しており、性能も高めている。発売時期や価格などについての詳細は明らかにはしなかったが、年内の商品化を想定しているようだ。

CESのNECブース
[画像のクリックで拡大表示]
2012 International Consumer Electronics ShowのNECブースに、参考展示された2画面タイプの次期LifeTouchのモックアップ
[画像のクリックで拡大表示]