「Bee トイデジタル8mmムービー」4830円。ホワイトとブラックの2色があり、特製フレンチカラーストラップ付き。2GBのmicroSDカードでムービーは約45分、写真は約1万枚保存可能(画像クリックで拡大)

 トイカメラや雑貨の企画・製造会社FUUVI(東京都目黒区)が2011年12月20日に発売した、わずか39gで手のひらサイズのビデオカメラ「Bee トイデジタル8mmムービー」が好調だ。デザインが8mmカメラ風なだけでなく、撮影した映像も8mmフィルムそっくりな点が特徴だ。

 「最近、映画やテレビドラマ、プロモーションビデオなどで8mmフィルムで撮ったようなノスタルジックな雰囲気の映像が使われることが多く、若い人の間でも8mmカメラの人気が高まっています。でも現像が大変だったり、機材が重く扱いにくかったりするのが難点でした。そこでもっと気軽に8mmフィルム風の映像を楽しめるように、この製品を企画しました」と同社。開発で特に苦労したのは、コンパクトなサイズの中にすべての機能を収めることと、8mmフィルム風のノスタルジックな色を再現すること。特に色の調整には数十回もの試作を重ねて完成させた。

 カメラ好きな男性からは「操作がシンプルで、気軽に8mmフィルムのようなおしゃれな映像が撮れる」と高評価。若い女性からも「レトロなデザインがかわいい」と人気で、発売から3週間で約3000個と好調な出足だ。国内ばかりでなく米国でも多くのメディアに取り上げられ、すでに200台ほどの輸出も始まっている。さらに台湾、韓国、香港、中国、タイ、スペイン、英国などからも問い合わせがあり、現在交渉中だという。同社では「簡単に編集できるフリーソフトもあるので、ショートムービーなどの作品づくりにもチャレンジしてほしい」といっている。同社特設サイトから購入できる。

(文/桑原恵美子)