「2012 CES」の薄型テレビの話題は「スマートテレビ」中心だったが、昨年まで大きな注目を集めていた「3D」の北米での状況はどうなっているのだろうか。今年のCES会場を見渡す限りでは、3Dに関連する展示はメーカーごとで大きく対応が分かれる結果となった。
大きな話題としてはすでに2011年9月のIFA(ベルリン国際コンシューマー・エレクトロニクス展)で発表済みだが、パナソニックが2012年に開催されるロンドン五輪の公式スポンサーとして3D中継をサポートする。それに向けて業務用3Dカメラの発売など、コンテンツ制作への協力を改めて発表した。
ただし、すでに3Dテレビがハードウエアとして広く普及したこともあって、3D表示の高画質デモはほとんど見られなかった。ブース展示ではソニー、パナソニック、サムスン電子といった大手ブースの展示も3Dで視聴できたが、3D対応のコンテンツを紹介するという意味合いが強いように見受けられた。
唯一、北米市場でも「CINEMA 3D」のブランド名で偏光タイプの3Dテレビを大々的に展開するLGエレクトロニクスだけは違った。ブースの入り口で偏光タイプの3Dグラスを配布して、ブースの約半分のスペースを3Dグラス前提にするという力の入った展示をしていた。だが全体として見ると、昨年と比べてトーンダウンした感は否めない。











