日本でテレビCMも流し始めたハイアールが、新製品と新サービスで攻勢をかけている。中国っぽいデザイン、白物家電、低価格というイメージから脱却し、ソニー並みのブランド力とパナソニック並みの販売力を備えたメーカーに生まれ変わるかもしれない。
ハイアールの意欲的な新製品あれこれ
中国の白物家電メーカーと言えばハイアール。AV家電やパソコンもリリースしているのだが、白物家電だけが強いという印象は今年も変わらない。


パソコンに関しては「とりあえずラインアップをそろえてみました」的な製品ばかりだった同社が、面白いモニター一体型デスクトップ「江山帝景新Q8(以下Q8)」を発表した。「デジモノ」の名を冠する当連載としてはこれを紹介しないわけにはいかない。
ビデオチャットが人気になっている中国の製品らしく、「Q8」はディスプレー上部にWEBカメラを内蔵しているのだが、この製品がすごいのは、そのWEBカメラを利用した新しいインターフェースを採用しているところ。なんと、ユーザーは手の動きでパソコンを操作できるのだ。カメラが手の動きを認識する仕組みは世界初なんだそうだ。
中国の動画サイトのほうで使い方を見たが、カメラが認識できるように腕をゆっくり動かさないといけないようで、アイコンの小さなWindowsとの相性はあまりよろしくない様子。腕が筋肉痛になるため、運動不足の人のエクササイズに向いているのかなとは思う。
同社の白物家電にエッジな製品はないが、インターネットに接続できる白物家電や、高級家電ブランド「Casarte」に徐々に力を入れているように感じる。いまはまだ消費者が食いついているとは言い難いが、将来的にどうなるか注目だ。














