アナログ停波の反動とテレビの価格下落のダブルパンチを受けているデジタル製品メーカーは次なる一手に何を考えているのか。前半の東芝、LG、シャープに続いて「2012 International Consumer Electronics Show 2012」(CES)に先駆けて開催された各社プレスカンファレンスの内容から探っていくとしよう。
本稿はCES開催の前日、前々日に行われるプレスカンファレンスの開催された順に取り上げているので、次は韓国サムスン電子を取り上げたい。なお、サムスン電子のプレスカンファレンスでは写真が撮影できなかった都合上、カンファレンスの写真は同社によって行われたライブストリーミングから映像を切り出して掲載している。
サムスン電子は、2011年の時点でテレビ・ディスプレイ部門は赤字になっているとは言え、北米、及び世界最大シェアを持つ薄型テレビメーカーであある。「スマートTV」を前面に押し出したテレビの戦略は見事に功を奏し、今やテレビを語る上では必須キーワードになろうとしている。プレスカンファレンスの内容を見ても、「スマートTVエヴォリューション」として新しいテーマを打ち出し、55V型有機ELテレビの発売を予告するなど、アグレッシブな内容に終始していた。











