Xiスマートフォンは、その性質上、どうしても多くのエネルギーを要求するらしい。前回の記事では、Xiスマートフォンが3Gスマートフォンよりも電力を多く使ってしまう複合的な理由を見てきた。もちろん、各メーカーは手をこまねいているわけではなく、さまざまな対応を考えている。

足りぬなら増やしてしまえバッテリー

 電力消費増加への根本的な対策の1つが、バッテリーの大容量化である。今までよりもたくさん使うのなら、大きな電池をつけましょうということだ。Xiスマートフォンは、従来製品よりも大容量のバッテリーを搭載する傾向にあることはすでにお伝えした。

 特に大容量のバッテリーを搭載するのは、韓国勢の2機種。サムスン電子の「GALAYX S II LTE」は、10月18日の発表時点では国内のスマートフォンで最大となる1850mAhのバッテリーを搭載した。LGエレクトロニクスの「Optimus LTE」も、GALAXY S II LTEに次ぐ1800mAhの大容量バッテリーを備えている。その後、イー・アクセスが1880mAhのバッテリーを搭載したスマートフォン「GS02」(ファーウェイ製)を発表し提供しているので、GALAXY S II LTEが最大とは言えなくなったが、最大級の容量のバッテリーを搭載していることは間違いない。

 「3GモデルのGALAXY S IIが1650mAhのバッテリーを搭載しています。これをGALAXY S II LTEでは1850mAhにまで増やして、LTEによる消費電力増加に対応しています」(サムスンテレコムジャパン端末営業部 営業パート 次長の阿部 崇氏)。増える消費電力に対して、バッテリー容量を増やして対応しようとしている。LGエレクトロニクスでも「端末のサイズが大きいこともあり、1800mAhという大容量バッテリーを搭載することが可能でした」(LGエレクトロニクス・ジャパンモバイルコミュニケーション プロダクトグループ 課長の金 希哲氏)という。いずれも4.5インチの大画面スマートフォンなので、端末サイズが大きいことも大容量バッテリーの搭載を可能にしている要因だ。

LTE端末が続々発売されている。写真は12月15日に開催されたOptimus LTEのイベントにはレーシングドライバーの中野信治さんと“アッキーナ”ことタレントの南明奈さんも登場。原宿の路地をカートで駆け抜けた
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