「スマートフォンの新たな時代を築くWindows Phone」というテーマで講演した、日本マイクロソフト コミュニケーションズパートナー統括本部 エグゼクティブプロダクトマネージャー の石川大路氏
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 スマートフォンやタブレット端末に関するビジネスの最新動向が結集したカンファレンス「スマートフォン&タブレット2011冬」。全42種類の実践型セミナーをラインアップするが、そのなかでも聞きごたえがあるのが、スマートフォン業界の鍵を握る企業が登壇する特別講演だ。12月15日に「スマートフォンの新たな時代を築くWindows Phone」というテーマで講演したのが、日本マイクロソフト コミュニケーションズパートナー統括本部 エグゼクティブプロダクトマネージャーの石川大路氏だ。

 冒頭、スマホ市場について「グローバルで見ると2010年下半期にPCの出荷台数をすでに追い抜き、国内市場では総回線の約22%を占めている」と定義した。さらにコンシューマーで使用しているスマホをビジネスでも活用したいのニーズが増加。東日本大震災後はより効率のよい働き方を重視するようになっており、セキュリティーの問題が残されているものの、「企業がスマホを会社の業務で使用することを検討する段階にさしかかっている」と指摘している。現在はまだ使用していないが、将来的にスマホを仕事に活用したいという人は6割以上という調査結果も提示し、こうしたニーズがよりスマホの普及を加速させるとした。

 では、そうした市場環境の中で「Windows Phone」が先行するライバルを打ち破れる“良さ”は、一体どこにあるのだろうか。

 1つ目が「使いやすさを追求したメトロユーザーインタフェース(UI)」だと、石川氏は説明する。「メトロは、Windowsメニューなど既存の情報端末の改良ではない。日常生活の中で見慣れたナビゲーションとして、メトロ(地下鉄)の案内表示を参考にした」と語るように、必要な情報に迷わずにたどりつけることを優先した。アプリを立ち上げなくても新着メールが何件到着しているか表示するなど、本当はできてほしい機能をインタフェースに盛り込んでいる。