Zucks代表取締役の堀井翔太氏(画像クリックで拡大)

 2011年12月15日に開催された「スマートフォン&タブレット2011 冬」の「広告&マーケティング」セッションでは、Zucks代表取締役の堀井翔太氏が登壇。「スマートフォンアプリにおけるプロモーションとマネタイズ」と題する講演を行った。

 現在Androidマーケットでは約35万、AppStoreでは約50万以上ものアプリが登録されている。多くのユーザーはこれらマーケットのダウンロードランキングなどを参考にして購入・ダウンロードしているため、この中で上位に入るためにはプロモーションが重要だと堀井氏は語る。

 プロモーション手段は大きく「CPC(クリック課金)」「CPI(インストール課金)」「レビューサイトへの掲載」がある。ただしこれら3つを組み合わせるだけでは、大きな費用対効果を得るのは難しいという。広告でランキングを上げてユーザーの自然流入を増やし、ソーシャルメディアとの連携などによってアクティブ率を上げるというのが成功するサイクルだと堀井氏は述べる。

 マネタイズ(収益化)について、米国では有料の売り切りモデルから無料+アプリ内課金のモデルが増えているという。基本は無料で、高度、特別な機能を有料で提供する「フリーミアムモデル」が増えており、この流れは日本でも加速するだろうとのことだ。

 ユーザーの利用状況や課金動向などを調べるためには、分析が重要だと堀井氏は述べる。AndroidマーケットやAppStoreが用意する分析ツールはあまり詳細ではないため、マーケットに申請するために各種分析ツールをアプリ内に組み込むことが重要だと堀井氏は語った。

(文・写真/安蔵 靖志=IT・家電ジャーナリスト)