本連載では、テレビやブルーレイのサウンドをより迫力で楽しめるスピーカーを多く取り上げてきたが、「自宅で大きな音を再生するのは難しい」という人も多いことだろう、そこで今回は、近所迷惑にならないよう静かにテレビを楽しめる周辺機器を紹介しよう。

 テレビの深夜番組を視聴する場合、気になるのがその音だ。一人暮らしならそれほど神経質にしなくてもいいかもしれないが、ふすま一枚奥で家族が寝ているともなるとなかなかそうもいかない。今や絶滅してしまった「11PM(イレブンピーエム)」や「トゥナイト」、「ギルガメッシュないと」など深夜のお色気番組を心ゆくまで堪能するために、片耳タイプのイヤホンを延長ケーブルで伸ばして使ったという人も少なくないだろう。なぜ片耳タイプなのかというと、両耳タイプでは家族が起き出した場合に対処が可能な“臨戦態勢”にできないからである。

 お色気番組を見たい人のみならず、テレビの音を一人で楽しむためにイヤホンを使ったことのある人は少なくないことだろう。しかしイヤホンだとテレビの前から動きづらいし、ケーブルが邪魔になる。そこで今回紹介したいのが、JVCケンウッドが2011年11月に発売した「SP-A750」だ。

JVCケンウッドが2011年11月に発売したワイヤレススピーカー「SP-A750」。実勢価格は1万9800円前後。ホワイト、ブラックの2カラーバリエーションをそろえる
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