2011年は、各カメラメーカーから多くの新製品が登場した。特に、ミラーレス一眼はペンタックスとニコンが新規参入したほか、オートフォーカス性能や画質を向上させた新製品も発売され、話題に事欠かなかった。
だが、価格.comの「デジタル一眼カメラ」の売れ筋ランキングによると、各社の最新ミラーレス一眼の順位はあまり芳しくなく、旧モデルの方が上位にランクインするこれまでにない状況になっている。旧モデルは価格もこれまでになく下がっており、レンズ2本付きモデルが3万円台半ばで買えるほどに下落。購入者層にも変化が生じており、高性能デジタル一眼レフを操る中上級者が旧モデルの特定機能に着目して指名買いするケースも増えているという。
ちょっとした異常事態ともいえるデジタル一眼の人気や販売の状況を、価格.comの各種データをまとめた市場調査支援サービス「トレンドサーチ」から探った。
最新モデルの半額ほどで買える旧モデルに注目が集まる
デジタル一眼カメラの売れ筋ランキングを見ると、ミラーレス一眼は現行モデルではなく旧モデルが上位に位置している。オリンパスイメージングのオリンパス・ペン ライトシリーズは、旧モデル「E-PL1s ダブルズームキット」が25位なのに対し、最新モデル「E-PL3 ダブルズームキット」はなんと67位に甘んじている。パナソニックのLUMIXシリーズでは、旧モデル「DMC-GF2 ダブルレンズキット」が9位だが、最新モデル「DMC-GF3 ダブルレンズキット」は29位にとどまる。
順位だけでなく、価格を見ても驚かされる。前述の機種の価格を見ると、旧モデルは最新モデルのおおむね半額ほどにまで下がっていることが分かる。もっとも人気の高いレンズ2本付きモデルが、なんと3万円台で購入できるのだ。レンズ1本付きモデルならば、2万円台半ばで買えるものもある。











