以前にこのコラムでアップルの人気タブレット端末「iPad 2」の画面を薄型テレビに表示する方法を紹介した(「画面のすべてを大画面に出力…iPad 2をテレビにつないで楽しむ!」)。別売のTVアダプターが必要になる点はマイナスポイントながら、大画面で楽しめるのでなかなか快適であった。動画や音楽など一部コンテンツしか表示できないiPhone/iPod touchとは違い、動画・音楽に加えてアプリやゲームなどの映像と音声を1本のHDMIケーブルで伝送できるというのが魅力になっている。

 アップルのiPad 2が相変わらず人気を博している一方で、急激に売り上げを伸ばしているのが「Androidタブレット」だ。Androidタブレットは多くのメーカーから販売されているが、果たしてiPad 2と同様にテレビ画面で楽しむことができるのか。今回は東芝が2011年10月に発売した「REGZA Tablet AT3S0」で試してみることにしよう。

iPad 2に引けをとらない「ワンハンド・タブレット」の魅力

 まずは簡単にREGZA Tabletについて紹介しよう。REGZA Tabletは10インチモデルの「AT700」と7インチモデルの「AT3S0」をラインアップしており、今回は7インチモデルのAT3S0をお借りした。9.7インチの大画面液晶を搭載するiPad 2と真正面から対抗するAT700に比べ、AT3S0は一回り小さな7インチ液晶を搭載するのが大きな特徴だ。

東芝が2011年10月に発売した7インチ液晶搭載Androidタブレット「REGZA Tablet AT3S0」。実勢価格は4万6800円前後。1280×800ドットの液晶を搭載しており、重さは約379gとタブレット端末の中ではなかなか軽量だ
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 大画面でWebサイトや動画などを楽しみたい人には10インチモデルの方がいいかもしれないが、いかんせんこのサイズを電車の中で揺られながら片手で使いこなすのは難しい。その点、7インチモデルは手の大きな男性なら片手でがっしりとつかめるし、手の小さな女性でも10インチモデルよりはホールドしやすい。画面は小さいものの、解像度(ピクセル数)は1280×800ドットと変わらないので、「文字が細かくてなってもいいから持ちやすいタブレットが欲しい」という人に向いている。

左側面に電源ボタンや音量調節ボタン、画面自動回転のオン・オフのほか消音スイッチにも設定できるマルチファンクションスイッチを備える。右側面には何も配置されていない
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左側面の端子カバーを開いたところ。micro HDMI端子のほか、ミニUSB端子、microSDカードスロットを備える
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 Android OS 3.2を搭載し、デュアルコアCPUのNVIDIA Tegra 2(1GHz)、32GBのフラッシュメモリーを内蔵。約6時間のバッテリー駆動時間を実現しつつ、約379gと軽量化も実現している。