日経トレンディ

 「日経トレンディ2011年12月号(2011年11月4日発売)」では「2012年ヒット予測ランキング」と題し、2012年に来る可能性が高いトレンドや注目商品を総ざらいしている。ここでは特集中で紹介している、来年にかけてブレイクの可能性が高い、あるフィットネス設備について紹介する。

  まるでSFーー。コンピュータゲームの画面の中に自分が入り込んでプレーするような、そんな体験ができる設備が誕生した。東京のあるフィットネスジムの設備としてだ。

 11月11日(金)、東京・江東区で営業中の「スポーツクラブ ルネサンス 北砂」に、新型のエクササイズ設備「eスポーツグラウンド」が導入された。これは、プロジェクターで床に映写した映像の上で人間が動くと、その動きが映像に反映されるという体感ゲームシステムだ。

「スポーツクラブ ルネサンス 北砂」に導入された「eスポーツグラウンド」
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 例えば、飛んでくるボールの映像に合わせて足を出すと、そのボールを蹴り返すことができる。Wiiのようなコントローラーやセンサーを体に着けているわけではない。あまり日本では普及していないが、Xbox 360用の体感ゲームコントローラー「Kinect」をイメージするとわかりやすいだろう。

 実際、天井の四隅には、Kinectを彷彿とさせるようなセンサーが設置されている。これがコート上で動く人の動きを、最大4人まで読みとっているのだ。映像は、天井の4カ所にあるプロジェクターから投影されている。床に置く大型の設備は不要なので、映像を映していない状態では、ただのフリースペースにしか見えない。また、新しいソフトを導入するだけで、ハードウェアを更新することなく全く違うエクササイズもできる。「既存の空間を有効活用できるのが利点」だと、同システムを開発したエウレカコンピュータの西田中太プロデューサーは語る。

オープン直前に行われたメディア体験会では、このシステムを開発したエウレカコンピュータの西田氏が意気込みを語った
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ショッピングセンター「アリオ北砂」の中にある、「スポーツクラブ ルネサンス 北砂」の入り口
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