薄型テレビを中心としたAV機器群で映画や音楽などのコンテンツを楽しみたいというときに、大きなネックの一つになるのが「機器の設置場所」だろう。テレビにBDレコーダーやプレーヤー、ゲーム機、場合によってはAVアンプやスピーカーなどもつなぐとなると、それぞれの機器をどこにどう設置すればいいのか悩んでしまう。

 テレビラックに各種AV機器を収納し、その上にテレビを設置するのが王道だろう。だが夢の(?)壁掛け設置であったり、ローボードなど好みの家具の上にテレビを設置する場合には、AV機器の収納方法と接続方法が大きな問題となる。

 そこで検討してみたいのが「ワイヤレス接続」だ。日立製作所「Woooシリーズ」やパナソニック「VIERAシリーズ」はそれぞれ別売ユニットとして用意し、ソニーの「BRAVIA ZX5シリーズ」や三菱電機の「REAL LFシリーズ」には無線ユニットを内蔵するなど、2008年から2009年にかけて少しだけはやった接続方法だ。最近ではシャープが「フリースタイルAQUOS FE1/F5シリーズ」に内蔵し、話題になったのを覚えている方も多いのではないだろうか。

日立製作所が2008年6月に発売した液晶テレビ「Wooo UT770シリーズ」。オプションで無線化ユニット「TP-WL700H」を用意していた
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パナソニックが2009年4月に発売したプラズマテレビ「VIERA Zシリーズ」。オプションでWirelessHD規格対応のワイヤレスユニット「TU-WH1J」を用意していた
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三菱電機が2008年11月に発売した液晶テレビ「REAL LFシリーズ」。キューブ型のチューナー部とディスプレイ部を無線で接続する
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ソニーが2009年11月に発売した液晶テレビ「BRAVIA ZX5シリーズ」。こちらもチューナー部とディスプレイ部を無線で接続するモデルだ
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シャープが2011年9月以降順次発売した「フリースタイルAQUOS F5シリーズ」
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 登場した頃にはまだ高価だった(Woooシリーズ向けは当初の実勢価格9万円前後、VIERAシリーズ向けは同6万円前後)ワイヤレス接続だが、フリースタイルAQUOSシリーズは40V型モデル(LC-40F5)が実勢価格10万9800円前後と、かなりリーズナブルになってきた。まだ一般的ではないが、テレビとレコーダーなどの機器をワイヤレス接続するスタイルもこれから選択肢として増えてくる可能性は大いにある。