「太陽光発電を入れるのは、思ったよりずっと簡単でした」と話すのは、横浜市都筑区に住む辻さんご一家だ。辻さんは、2011年2月に太陽光発電システムを自宅に導入・利用している。
辻さんと妻の美穂さんは、以前から太陽光発電に興味を持っていた、という。ただ、2010年9月に現在の住宅を購入・入居した時点では、実際の導入までには至らなかった。「コストが高いのではないかと考えたからです」と、辻さんは振り返る。
導入の直接のきっかけになったのは、近所の家庭で太陽光発電の導入が相次いだことだった。特に、お隣の家の太陽光発電システムが、辻さんの興味を引いたという。美穂さんは、「モニターを見せてもらったり、話を聞くと、考えていたより節電できるようでした。実際にモノを見て、“これは、いいな”と思うようになりました」。
近所での工事を行った販売会社が置いていったパンフレットを見たり、営業マンの説明を聞いた後、本格的な導入を決意したという。
辻さんは美穂さんと共に様々なカタログやネットなどで情報を収集。いくつかのメーカーを比較したが、最終的にソーラーフロンティアのシステムを導入することに決めた。「販売会社で作ってくれた提案書がしっかりしていたこと、営業の方の誠実さが決め手でしたね」と美穂さんは言う。
各種補助金を利用、思ったよりも安価に導入
また、導入に必要なコストが安価だったことも、辻さんの背中を後押しした、という。「もっともっと、かかると思っていました」と、辻さんは振り返る。
辻さんが利用したのは、国(経産省)の補助金だけではなかった。ちょうどタイミング良く、横浜市が実施した『横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)』の補助金交付対象にもなっていたのだ。
このプロジェクトは、2010年8月11日にマスタープランが発表されたもの。CO2の削減などを目的にスタートしたプロジェクトで、一般家庭での太陽光発電導入などにも補助金を交付している。辻さんが利用した2010(平成22)年度の場合、1kWhあたり7万円の補助金が交付された(注:2011年度は発電量にかかわらず、一律20万円)。辻さん宅のシステムは2.56kWhの発電量を持つので、17万9000円が交付された計算になる。
こうした補助金などを合わせて、辻さん宅のシステム導入にかかった金額は「自動車を購入したときよりも、ずっと安かったですね。この金額なら、導入できると思いました」と、辻さんは振り返った。聞けば1.5Lのコンパクト・ファミリーカーより安いくらいだという。












