太陽光発電の導入、最後のステップとなるのが「設置工事の開始から運用開始まで」だ。いよいよ太陽光発電用のパネルを屋根に設置し、連動する各種の機器を据え付け、配線工事を行っていく。

 この段階で“主役”となって活動するのは、アナタが選んで契約した専門業者だ。自ら動かなければならない場面は、ほとんどない。

 ただし、完全に任せっぱなし……というのは禁物。実は、太陽光発電を導入したユーザーが体験するトラブルの原因の多くが、この段階で発生している。工事の開始から竣工まで、進行状況に目を配っていることが大切なのだ。

 さて、実際の着工前に行うのが、業者との打ち合わせだ。普段、生活している自宅が“工事現場”になるため、工期や事前準備の確認をしっかりしておこう。設置する屋根の形状や、導入する機器や配線の都合により、家具の移動などが必要となることもある。

 また、配線工事に伴って一時的に停電したり、出入りの制約を受けることもあるだろう。家族も含めて、工事中の振る舞い方を考えておきたい。

 打ち合わせが終わったら、さっそく工事開始! ……の前に、補助金の「交付決定(申請受理)通知書」が届いているか、もう一度確認しておくこと! 国(経済産業省)からの補助金を受けるには、この通知書を受け取ってから着工する必要がある。

 その前に工事を始めてしまうと、補助金の交付が取り消されてしまう。竣工後に発覚しても取り消しが行われ、業者も処分を受ける。ここは、十分な注意が必要だ。くれぐれも忘れないようにしておきたい。

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 補助金を受けるには、決まり事を守るのが鉄則。「公称最大出力1kWhあたりの単価」「通知書受理後の着工」の2点には、特に注意が必要だ(出所:J-PEC