おりがみ工場 525円 色はピンクとブルーの2色。公式サイトで使用法の動画をチェック!
刃物を使わずに簡単に折り紙がつくれるグッズ、その名も「おりがみ工場」が売れている。販売元であるシヤチハタの広報、丹羽真規子さんによると、5月16日の発売から約2カ月半で5万個を販売し、予想以上の反響に驚いているという。
この商品の特徴は不要になったチラシや包装紙から、簡単に折り紙が作れること。プラスチックの本体にある透明プレートに紙を挟み手前に引くだけで、あっという間に折り紙が完成する。作れる折り紙のサイズは15cm四方と7.5cm四方の2種類。透明プレートの下にある用紙に、固定すべき角が描かれているので、そこに合わせれば小さなサイズが切れるようになっている。きれいに切るコツは対角線上の角に向かってゆっくり引くこと。実際に使ってみると想像以上にスムーズに切れて面白い。ただし、厚手の紙や表面にフィルム加工があるものなどには適していない。
同社が子どものいる母親へのグループインタビューを実施したところ、創造力豊かな子どもに育てるために折り紙をやらせたいが、結局ゴミになってしまうので不経済という意見が多かったという。そこで、ゴミになってもいい、いらなくなった紙を使って好きなだけ折り紙をつくれるアイテムという発想からこの商品が生まれた。「当初は穴あけパンチのようなしくみで折り紙を作ろうと考えていましたが、安全性やコストの面で実現が難しく、今の形になりました。折り紙を簡単に作れるという利点を変えずに、機構面を工夫することに開発部門は苦労しましたね」(丹羽さん)。
購買層は子どものいる母親や、孫と一緒に遊ぶために購入する年配の層がメイン。また、幼稚園の保育士には、子どもにものを大切に使うことを教えることができると喜ばれているほか、介護施設でも手を使ったリハビリに使えると好評だという。はさみやカッターなどを使わずに簡単に切れるという優しい配慮が、子どもからお年寄りまで幅広く楽しめるポイントとなっているようだ。
ちなみに、見本市でこの商品が紹介された時、ほとんどの人が何に使うものか分からなかったとか。しかし、説明を聞き、実際に使用してみると、「折り紙を切る感触が何とも言えず良くて、作ること自体が楽しい」という人が多かったという。他にも、「いらなくなったものを再利用というエコな発想が良い」、「自分の好きな紙を使ってオリジナルの折り紙をつくれるのが良い」、「子どもと一緒に遊べて楽しい」などの声が寄せられている。
今後子どもたちを中心にますます人気を集めそうだ。
(文/池田明子=フリーエージェント)











