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 大手スーパー「イオン」の一部店舗で2011年6月10日から販売が始まった「イオン専用b-mobile SIMカード」。送受信の通信速度が最大100kbpsの「プラン・A」なら、月額980円でデータ通信が使える格安のSIMカードだ。

 今やケータイというとスマートフォンが主流。筆者の周りには、iPhoneとAndroidスマートフォンを2台持っている人も増えつつある。こうした状況の中、ユーザーの頭を悩ませているのが毎月の利用料金だ。パケット定額サービスを利用しても、1カ月のパケット料金は4000円台半ば~6000円弱もかかる。スマートフォンは、通話料金も必要なため、毎月の総支払額はさらにかさむ。

 そこに現れたのが、月額980円をうたうイオン専用b-mobile SIMカード。iPhoneには使えないが、日本通信やNTTドコモなどが販売するAndroidのスマートフォン、タブレット端末の一部機種であれば利用OK。データ通信専用のため電話はかけられず、「iモードメール」などのキャリアのサービスは使えないが、ネット利用なら、毎月のパケット料金を大幅に節約できるのだ。

 でも、そんなにたやすくコスト削減ができるのか? たった100kbpsしか出ないデータ通信でも支障なく運用できるのか? 気になることだらけだ。イオン専用b-mobile SIMカードを、対応機種のNTTドコモ「Xperia arc」で試してみた。

イオンの一部店舗で販売されている格安SIMカード「イオン限定b-mobile SIM」。日本通信が販売するSIMフリーのAndroidスマートフォンやタブレット端末、NTTドコモの「Xperia X10」「Xperia arc」「GALAXY S」「MEDIAS」「Optimus Pad」などで利用できる(画像クリックで拡大)

 まずは、コスト削減に取り組むことにしたきっかけから話したい。今年の3月、FOMAのケータイからXperia arcに乗り換えたあと、大きく変わったことがあった。それは、毎月の利用料金だ。筆者はiPhoneをメーンに、NTTドコモの端末をサブ機として使ってきた。そのためFOMAケータイを利用していたときは、月額3000~4000円で済んでいたのだ。

 しかし、Xperia arcに乗り換えるときに「パケ・ホーダイ フラット」(月額5460円)に加入。通話サービスやISP代なども加えると、月額7000~8000円へと月額の利用料金が増えてしまった。メーンで使うiPhoneに、3G&Wi-FiタイプのiPad2と合わせると、パケット料金だけで毎月1万円をゆうに超える。この状態が続くのは、さすがにつらいと思ったのだ。

My docomoサイトでケータイ料金の推移をみると、Xperia arcを購入した4月(3月の利用分)を境に請求額が急増しているのが分かる(画像クリックで拡大)