※この記事は日経エンタテインメント!(7月号)の記事を転載したものです。購入はこちら

30代で民放の連続ドラマ初主演

はせがわ・ひろき(画像クリックで拡大)
1977年3月7日生まれ。東京都出身。02年に文学座に入所し、座員昇格後、退座。08年よりテレビドラマにも出演。「役に没頭するとほかが見えなくなるタイプ。お休みの日に何かをしていても、結局役のことを考えているかもしれません(笑)」

 咋年の『セカンドバージン』(NHK総合)で鈴木京香演じる主人公と不倫に堕ちる17歳年下の金融庁キャリア、鈴木行を好演して、大ブレイクした長谷川博己。アラフォー女性から絶大な支持を得て、“ハセヒロ様”という愛称も生まれた。

 「おかげで、街中で声をかけていただく機会が増えました。でも行と性格は全然違います(笑)」

 現在34歳。文学座出身で、演出家・蜷川幸雄などにも目をかけられている経験豊富な役者だ。テレビには08年から進出し、放送中の『鈴木先生』(テレ東系)は、民放ドラマ初主演作となる。一風変わった教師が主人公の中学校を舞台にした学園ドラマ。長谷川が演じる主人公は『セカンド~』の“王子様”とは真逆のキャラクターだ。放映直後から、若者の性やいじめといったテーマ、妄想と現実が入り混じった演出、映画のような映像美が話題になっている。

 「原作が最高に面白いので、この面白さを伝えるためにはどう演じるべきか、撮影前から監督やスタッフ陣と何度も話し合いました。トレードマークのメガネやループタイも一緒に探しに行きました。皆で一つひとつ積み上げてきたおかげで今は、迷いなく自分の演技を役に寄せられています」