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 クラウドサービスの代表格、オンラインメモサービス「Evernote」(エバーノート)とオンラインストレージ「Dropbox」(ドロップボックス)。今回は、2つの定番サービスを組み合わせて、仕事で利用しているファイルを全てクラウド上で保管する環境を整えてみたい。

 2つの定番サービスを上手く組み合わせられないか考えたのは、Dropboxの容量に悩んだからだ。有料サービスに申し込んで100GBにまで増やしてみたものの、増える一方のファイルを保存しておくには力不足。運用コストもかかるため2GBの無料版へと戻した。

 保存容量は大幅に減ってしまうが、そこは創意工夫で何とでもなる。例えば、Dropbox上に保存するのは作業ファイルだけと決め、出来上がり次第、PC内に移動させる。こまめにDropboxの同期フォルダーから、PC内の別のフォルダーへとファイルを移動すれば、2GBを超えることはほとんどない。

 無料版のDropboxを利用することで、クラウド上からローカル上へと戻ってしまったファイル。このファイルを再び、クラウド上へ戻すにはどうすれば良いか? この問題を考えていたときに、NTTドコモが実施しているEvernote プレミアム会員のへのアップデートキャンペーンを思い出した。NTTドコモのケータイ端末を購入してEvernoteを使い始めると、1年間無料でプレミアムサービスを利用できる特典だ。

 Evernoteは、ファイル(Evernote上では「ノート」と呼ぶ)の保存容量を無制限にする代わりに、1カ月単位でアップロード(ファイルを転送)できる容量を制限している(転送できるファイルはプレミアム会員で1ファイル50MBまで)。ファイルのアップロード容量は、プレミアム会員だと1カ月1GB(2010年12月に転送上限が500MBから1GBへと倍増した)。1カ月1GBあれば、大多数の仕事ファイルは保存できる。Dropbox上で同期していたファイルの保存先に有料版のEvernoteを利用することにしたのだ。

オンラインストレージの「Dropbox」。専用クライアントをインストールすると、無料で2GBまでのファイルを保存できる。保存容量を超えると同期できないため、ファイルのアーカイブ先としてではなく、一時的な保存先に向いている (画像クリックで拡大)

オンラインメモサービスの「Evernote」。無料だと1カ月に60MBまで、月額5米ドルのプレミアム会員は1カ月1GBまでのファイルを保存できる。ファイルの転送容量は1カ月ごとにクリアされるため、1年間で最大12GBのファイルを保存できる。保存容量に制限がないのでファイルのアーカイブ先として使いやすい (画像クリックで拡大)

NTTドコモの携帯電話を購入した人がEvernoteを始めると、登録してから1年間、無料で「Evernoteのプレミアムサービス」を利用できる(キャンペーン対象機種のみ)。筆者は、3月に購入した「Xperia arc」を使ってEvernoteのプレミアム会員にアップデートした (画像クリックで拡大)