ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回は、。3D動画が撮影できるソニーのお手軽ビデオカメラは「Bloggie MHS-FS3」を紹介する。3D未対応の製品との価格差は5000円程度だが、撮影の楽しさはそれ以上!?

 最近、ビデオカメラの様相が大きく変わってきた。デジカメでさえHD動画が撮影できるようになり、また、一眼レフなら背景をぼかすなど、さらに凝った動画撮影が可能になっている。旧来のビデオカメラは、存在価値が危うくなっているのだ。

 それに拍車をかけているのが、コンパクトで低価格なビデオカメラの登場だ。光学式ズームがないなど、機能的にはやや劣っている点があるものの、安価なデジカメと変わらない超手ごろな価格と小さなサイズは魅力的だ。もっとも、コンパクトデジカメでさえHD動画が撮れるようになってきたので、もはや鶏と卵である。コンパクトなビデオでも静止画が撮れるのだから。

 さて、今回紹介する「Bloggie MHS-FS3」は、ソニーのお手軽ビデオカメラシリーズの新製品だ。最大の特長は3Dの動画、静止画が撮影できること。実売価格は本記事執筆時点で2万円台半ばと、3Dに対応していないBloggieシリーズに比べても5000円アップ程度である。

 ちなみに、一般的なビデオカメラに比べてお気軽モデルらしい部分は、動画サイズが1920×1080(30fps)にとどまること。また、光学式ズームと手ぶれ補正も搭載しない。手ぶれ補正は2D撮影時のみ対応している。

 まあ、命名からしてブログをイメージさせる製品で、ネット動画を気軽に撮ろうということであろう。同じソニー製のコンパクトデジカメで撮影できる動画サイズは1920×1080(60fps)なので、性能的には劣っているのだ。

3D撮影に対応するモデルらしく、レンズが2つ付いている(画像クリックで拡大)

液晶側はツヤのある黒で、赤いボタンのマークが目立つ(画像クリックで拡大)