ゴールデンウィーク期間中にオープンしたこともあり、大勢の客でごった返した「大阪ステーションシティ」。JR大阪駅北側のノースゲートビルディングに入るファッションビル「ルクア」には、初日に約23万人、2日目も約19万人が詰めかけた。混雑が予想されたため、開店時間を45分早めて午前9時15分にオープン。開店後も長蛇の列が続き、入場制限するほどの混雑ぶりだった。初日の売り上げは対予算比105%、2日目は同120%。関西初店舗や人気ショップの限定品などが好調で、予想を上回るスタートとなった。

 ルクアは地下1~10階に入居し、店舗面積は2万平米。20代後半~30代前半の女性客を狙い、大手セレクトショップや人気ブランドなど198店が出店する梅田最大級のファッションビルだ。関西初、梅田初店舗も約6割を占める。

 兵庫県から来た20代の姉妹は「ムルーアのプロデューサーが大好きなので会いたくてやってきた。マーキュリーデュオやエモダ、トップショップなど好きな店が揃っているので目移りしてしまう。これまで神戸マルイや心斎橋オーパで買っていたが、ルクアならなんでも揃うので来る機会が増えるかも。JR直結で便利だし、落ち着いた空間も好印象」と、やや興奮気味に話す。

 岡山から家族で遊びにきた20代女性は、土産用に中川政七商店の布巾やロビネポネットの花瓶を購入。「好きなブランドが多数入っているが、ここにきて初めて知ったショップも多い。雑貨ショップがこれだけ充実している施設は少ないのでまた来たい」と話した。

 オープン直後の混雑による不便さを除けば、総じて高評価を得たといえる「ルクア」。同時開業したJR大阪三越伊勢丹は大人客を中心に集客し、ほぼすみ分けができている。「梅田で一番に選んでもらえるファッションビル」(JR西日本SC開発・中山健俊社長)となるか。ターゲットを明確にしながらも、駅直結の絶好立地を生かした幅広い品揃えが大きな強みとなりそうだ。

JR大阪駅北側に開業したノースゲートビルディングの東側が「ルクア」。西側は「JR大阪三越伊勢丹」(画像クリックで拡大)

2階のアトリウム広場。入店客数が最も多く、メインフロアと位置づけられる(画像クリックで拡大)

JR大阪三越伊勢丹への連絡通路がある5階入り口。手前に時空の広場が広がる(画像クリックで拡大)

4階女性用トイレ「リラクア」。三面鏡付きのパウダースペースがあり、明るく開放的。館内には84個の女性用トイレブースがある(画像クリックで拡大)

エスカレーター脇にもデジタルサイネージ(電子看板)を多数設置(画像クリックで拡大)