東日本大震災以降、食生活にもさまざまな影響が出ている。乳幼児のいる家庭では、水への配慮が必要なこともあるだろう。そして電力消費のハイシーズンを前に、これからは、節電対策も意識したいところだ。水がなくてもできる料理はないか、電力控えめで作れる料理はないか。そんなストレートな疑問を抱いた0歳児を抱える著者が、思い切ったレシピを考案! トマトジュース、牛乳からノンアルコールビールまで、水の代わりにあれこれ使って“おいしい”料理をお試しする! 第5回は「ワインでごはん」。
我が家の酒蔵、といってもクローゼットの床にワインを置いているだけなのですが、安売りしていたからと買いだめたワインがごろごろしています。昨年妊娠、出産をし、飲むのを楽しみにしていたワインもお預けとなってしまいました。
イタリアでは、母乳の出がよくない妊婦さんは、赤ワインを飲むとよく出るようになると言われているそうですが、アルコールで血行は良くなりそう…と思っても母乳にアルコールが出て赤ちゃんに影響があると怖いですから、とても飲めません。
飲まなくなると、クローゼットの床は、本来の役割を果たしてもらいたくなり、無造作に積まれたビンが邪魔。ならばワインを料理に使おう、加熱すればアルコール分は飛んで風味は残るし、その風味だけでも味わおう、というわけです。
以前からミートソースを煮込むときに入れたり、トマトソースで煮込むときに赤ワインを少し入れて味を引き締めていましたが、さらに私は、妊婦のときから、ごはんを炊くときに赤ワインを少し入れ、うっすら赤くて、ほのかにワインの酸味と渋みが香る赤ワインごはんを炊いて、ドミグラスソースに赤ワインを入れて煮込んだハッシュドビーフをかけて食べていました。この相性は抜群!
ならば、「水なしごはん=赤ワインだけで炊いたらどうなるんだろう?」と試してみました。











