アウトドアギアが今、注目を集めている。もちろんシーズンが到来したこともあるが、アウトドアショップに並ぶ最新アイテムは、実は日常においても、そして災害時などの非日常においても、活用度が高いことがわかってきたからだろう。

 そこでこのシリーズでは、フォトグラファーの三井公一さん(@sasurau)に、アウトドアギア活用術を伝授してもらう。第1回は身につけるものから。

アウトドアギアはモノとしての魅力にあふれ、実際に役立つ優れものだ(画像クリックで拡大)
カメラ:Nikon D7000
レンズ:AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED、シグマ 50mm F1.4 EX DG HSM

都会でもフィールドでも活躍する愛すべき道具

 最近日差しが強くなり気温が高くなってきた。空は青く、新緑が目に眩しい。風も心地よく、ふと何処かに行きたくなってくる。ゴールデンウィークともなると、いよいよアウトドアシーズンの到来だ。

 アウトドアショップを訪れれば色とりどりのアウトドアギアが並び、有名な登山ルートやキャンプ場に行けば「山ガール」に代表される、ファッショナブルなアウトドアウェアに身を包んだ人々が闊歩している。近頃はデザインなどファッション性でメディアに取り上げられることも多いアウトドアギアだが、そのデザインは本来の耐候性や動きやすさなど機能に由来するものが多い。

 これらのアウトドアギアはフィールドだけでなく、普段のビジネスシーンやライフスタイルでも活躍するケースも多いことにお気づきではないだろうか。

 特に先日の東日本大震災などの災害時に大いにその威力を発揮するだろう。多くの人々が「帰宅難民」と化した3.11。日頃からちょっとしたアウトドアギアを持ち歩いていたら、その多くの人々の苦労は少なからず軽減できたのではないかと思う。

 私は普段からアウトドアギアを愛用している。身につけるものもそうだし、撮影機材と一緒に持ち歩いている小物もそうだ。着心地や使い心地がよく、丈夫で長持ちし、都会でもフィールドでも活躍する愛すべき道具たち。デザインや機能、そして「モノ」として魅力のあるそれらを本連載でご紹介したいと思っている。