舌の肥えている30~40代の女性が購買層のメイン。今後、巣ごもり傾向の流れに乗って“自炊男子”たちの需要なども取り込めれば、さらに売れ行きは伸びていきそう(画像クリックで拡大)

 日本の食生活にすっかり浸透した感のあるイタリアン。そこへ、より美味しく、かつ手早くパスタメニューを楽しめるニューフェースが登場。地域資源活用新事業の認定を受け、香川県・小豆島にある共栄食糧「麺の里庄八」が開発した「オリーブパスタ」がそれだ。

 小豆島に伝統的に伝わる手延べ製法を生かした独自製法が生み出す滑らかなのどごしの良さと、独特のもちもちした食感が美味。さらに、その名の通り、島の特産品でもあるオリーブのオイルをふんだんにめんに練りこんでいるので、とてもヘルシーだ。

 このパスタが画期的なのは、なんといってもめんの形状にある。めん肌に凹凸をつけ、断面がW型をしているのだ。そのため、一般的に10分弱かかるめんのゆで時間が飛躍的に短縮され、約3分程度でゆであがる。また食べる際にも、デコボコの溝があることで、ソースがめんに絡みやすくなったことも見逃せないポイントとなっている。

 昨年末より試験販売をしたところ、当初の売り上げは月に100セットが精一杯。しかし、今年に入って商談会や展示即売会などに積極的に参加、その魅力はあっという間に広まり、売り上げもうなぎのぼりの状態に。今では月に800~1000個も売れるようになった。オリーブパスタ(180g/2人前)は420円、特製「海のパスタソース」とのセット商品は735円。現在は、同社や島内外の土産物屋などのほか、サイト通販で購入できる。

(文/梶 里佳子)