「鉄下/D51 498」420円。サイズ:16\-20cm、丈:アンクレット。履くと立体感が出てさらに本物に近くなる。全柄、JR関係各社の監修済み(画像クリックで拡大)

 電車の車輌をくるぶしソックスにプリントした「鉄道靴下」略して「鉄下」が、人気だ。企画製作したのは、これまで食料品製造をメインとしてきた「L&coco」(東京都中央区)。2009年10月にN700系をデザインした鉄下を主要駅売店などで発売開始したところ、たちまち鉄道好きの子供たちのハートをわしづかみ。約半年間は売れすぎて生産が追いつかず、品薄状態が続いたが、現在では生産ラインも安定。1年間で24種類に増え、累計15万足以上を販売している。

 商品誕生のきっかけは、「くるぶしソックスの形が新幹線の形に似ている」という担当者の単純なひらめきから。しかしくるぶしソックスは形が決まっているので、色使いだけで多彩な車両の特徴を表現することに苦労した。ソックス柄として映えるよう可愛くデフォルメしつつも、ひと目でどの車両か特定できるよう、デザインに工夫を重ねたという。

 24種類の中の一番人気は、最初に発売した人気車両の新幹線N700系。だが最近になって、新たなヒット作が誕生した。2010年12月に発売した最新のD51 498は、1カ月余りで3000足を出荷。現在は店舗でも品切れ(一部店舗に在庫あり)、再生産中だ。「『鉄下』シリーズはまとめ買いをされる方が多いのですが、その際は必ずと言っていいほどD51 498を買われます。これまでのカラフルな色使いと異なる独特のデザインであること、子供に人気のSL車両であることで人気があるのでは」(同社広報部)。

 3月上旬に「SL人吉」「特急ソニック」「かもめ」「ゆふいんの森」の4種類の発売が予定されている。「つばさ」「はやぶさ」も、現在監修依頼をしていて発売間近だ。ネット通販ほか、主要駅売店、鉄道イベント会場などで販売中。

(文/桑原恵美子)