こんにちは。ファイナンシャルプランナーの山田英次です。

 あっという間に2011年も1カ月が経過しましたが、みなさんの資産形成は順調なスタートとなりましたか。

 2010年末まで連載「はじめての資産運用」を続けてまいりましたが、2011年からは心機一転、新連載「“生涯収入3億円”ライフプラン術」をスタートすることになりました。

 人間誰しも、長い人生のさまざまな場面でお金に関する「疑問」や「課題」と出会い、「決断」を迫られることになります。

 疑問や課題とは、例えば、下記のような日常の生活に関わるものです。

⇒ 毎月貯蓄するべき金額はどの程度なのか
⇒ 毎月使っていい生活費はどの程度なのか
⇒ 自分の小遣いは増やしても大丈夫なのか
⇒ 今年の家族旅行の費用はどの程度までなら許されるのか
⇒ 何歳で、いくらくらいの家を買うのがいいのだろうか

 これらの疑問に対していい加減な決断をしたとしても、すぐに家計が破たんすることはありません。ですが、いずれ厳しい状況に陥ります。ちょっと怖い話に感じるかもしれませんが、家計が厳しい状況になると、対応策は下記の2つしかなくなってしまいます。

■ 節約する(我慢する)人生を歩む
■ 働き続ける(頑張る)人生を歩む

 現役時代は就労収入がありますので、多少適当に家計のハンドリングを行ったとしても何とかなってしまいますが、定年を迎えてからでは「どうにもならない」のです。

 預金通帳を見ながら「ないものはない」ことを実感し、ため息をつく。そのような切ない人生は、できれば避けたいものです。それでは、どうすればそのような事態を避けられるでしょうか。

 その答えはシンプルです。

 下記の3つの条件を満たせれば、安心できる未来を手に入れることができます。

⇒ 資産残高管理において中長期的視野をもつ
⇒ 人生の消費(支出)において、今と未来のバランスを考える
⇒ 貯蓄、資産形成の仕組みづくりをする

 こう書くと簡単に人生を乗り切れる気がしてきますが、この3つの条件を実際に満たすのは難しいものです。

 これからの連載では、長い人生で出会うたくさんの疑問や課題について、最善と思われる選択肢を一緒に考えていきたいと思います。それらは多くの方に共通するものとなりますので、きっとみなさんが抱えている、またはこれから抱く疑問や課題のヒントになると思います。