ソニー「BRAVIAシリーズ」に搭載されている「〈ブラビア〉ネットチャンネル」やパナソニック「VIERAシリーズ」の「お部屋ジャンプリンク」「YouTube」機能など、薄型テレビのネット化が進んでいる。

 液晶、プラズマテレビともに画質の向上は一定の成果を上げており、HDD、BDへの録画機能もほぼ当たり前となった。そこで最近では、ネット機能が各社の差異化戦略の中心になってきた。ネットにつながなくてもテレビは楽しめるが、せっかくの高機能製品をネットにつながないのはもったいない。

 そこで今回は、「無線LANコンバーター」を利用してテレビを無線LANに接続する方法を紹介しよう。

無理にケーブルでつながず、設置しやすい無線LAN環境を選ぼう

 この記事をご覧になっている読者の多くは、家庭内にブロードバンド環境を整えられていることだろう。今やPLAYSTATION3、Xbox360、Wiiなどの据え置き型ゲーム機、ニンテンドーDSやPSPなどのポータブルゲーム機、iPhoneをはじめとするスマートフォンも無線LANに対応している。子どもにせがまれて無線LAN環境を導入したという人も多いのではないだろうか。

 最近はソニー「BRAVIAシリーズ」(BRAVIA EX300/EX700/EX710/HX700/NX800、3D BRAVIA HX800/HX900/LX900シリーズ)やパナソニック「VIERAシリーズ」(VIERA R2/R2B/D2/V2、3D VIERA RT2B/VT2シリーズ)、シャープ「AQUOSシリーズ(AQUOS LX3/DZ3/DR3/LB3、AQUOSクアトロン3D LV3シリーズ」のように、別売の無線LANアダプターを接続できるモデルも増えている(BRAVIA LX900シリーズは無線LAN機能を内蔵)。

 これらのモデルと同じように、スッキリ配線でLAN接続したいという人にお薦めなのが、有線LAN機器を接続して無線LAN化できる「無線LANコンバーター」だ(「イーサネットコンバーター」などと呼ばれることもある)。

筆者が自宅で使用しているアイ・オー・データ機器の無線LANコンバーター「WN-AG/C」(2004年7月発売モデル)。EPG(電子番組表)を取得するためにLAN環境が必要(!)な東芝の“じゃじゃ馬”DVDレコーダー「RD-X4」(2003年12月発売)をネット接続するために購入した(画像クリックで拡大)

無線LANコンバーターのネットワーク環境をセットアップし、テレビのLAN端子と無線LANコンバーターのLAN端子を接続すれば、近くにLAN端子がなくてもAV機器を無線LAN化できる(画像クリックで拡大)