2011年1月6日から9日、米ネバダ州ラスベガスにおいて「2011 INTERNATIONAL CES」が開催された。

 約2500社が出展。そのうち、米国以外からの参加企業は、前年比25%増となる約1200社に達した。速報値によると期間中の来場者数は、全世界130カ国から14万人を超えたとみられ、世界最大規模の民生機器技術見本市としての存在感を全世界にアピールした。

 CES 2011で目立ったのは、3Dテレビの広がりと、タブレット端末が各社から相次いで発表されたこと。そして、「スマートTV」と呼ばれるネット接続型テレビがサムスンやLG電子といった大手テレビメーカーのブースに展示されたことだ。

 とくに3Dテレビでは、裸眼での3D視聴が可能な製品の展示や発表が相次いだ。この分野で先行している東芝のほか、ソニー、LG電子が製品および技術を大々的に展示。来場者の注目を集めていた。

 だが、実際のところ、裸眼3Dテレビは大々的な展示とは裏腹に、各社ともまだまだ慎重な姿勢を崩していない。

 12型および20型の裸眼3Dテレビを2010年12月に発売した東芝は、裸眼3Dテレビのコーナーを設け、日本で発売中の裸眼3Dテレビに加えて、65型と56型の試作品と、裸眼3DノートPCを展示した。だが、「実際に発売するのは40型クラスになる」(説明員)として、量産に向けては技術的な改良と、市場動向を見ながらの判断が必要なのだと言う。

東芝の65型グラスレス3Dテレビ (画像クリックで拡大)