米ラスベガスで開幕した「2011 International CES」は今年、曜日の関係から例年で一番早い1月4日にプレイベントであるプレス向けの前夜祭的イベント「CES Unveiled」が開催された。今年は同日の少し遅い時間に日本の有力メーカーが日米欧のプレスを集めたカンファレンスを開催していた。このためやや慌ただしい様子にもなっていたが、毎年恒例である“怪しいもの大集合”の雰囲気を今年もお届けしていこう。

プレスが招待される事前イベントの「CES Unveiled」。いつもは今年は例年よりスケジュールが前倒しされて、非常に慌ただしい取材となった (画像クリックで拡大)

大手メーカーではLenovo、三菱電機、そしてトヨタが出展

 小規模ブースの多い「CES Unveiled」のなかで、大手メーカーとして目立っていたのはレノボと三菱電機だった。今年は小規模メーカーに混じって、トヨタ自動車がブースを出展していた。展示内容は米国トヨタによる新型テレマティクスシステム(自動車などの移動体に通信システムを加えて提供する情報サービス)で、流行のスマートフォン連携を前面に押し出したものだ。カーエレクトロニクス関係の出展は北米では毎年コンベンションセンターを中心として非常に盛んだが、小規模ブースに混じって直接係員から説明を受けられる演出は印象的だった。

三菱電機が展示していた92V型のDLP方式による3D対応リアプロジェクションTV「3D DLP HOME CINEMA TV」。大画面の3D表示とクロストークのない映像は、液晶やプラズマよりも映画館のスクリーンに近い印象を受けた (画像クリックで拡大)

AMDが新プロセッサーを公開したこともあり、レノボブースも大混雑。新発表の「Fusion APU」を搭載した「ThinkPad X120e」はCPUにAMD Eシリーズを採用。価格は399ドルで2月から発売されるとのことだった (画像クリックで拡大)

同じくレノボのタブレット型PC「IdeaPad Hybrid」。一見してアンドロイドOSベースに見えるのは、分離した状態ではアンドロイドとして動作、キーボード部分を合わせるとPCとして動くためだ (画像クリックで拡大)

トヨタが展示していたのは米トヨタが発表したばかりの車載システム「Entune」。タッチパネル操作によってスマートフォンのようなコンソールを車で実現するもので、アプリのダウンロードも可能だ。タブレット型のデモもしており、アカウントを共通化することで車の外で情報を収集し、車内でチェックするといった連携もできる (画像クリックで拡大)