Zubbles 30ml入り777円、120ml入り1113円。色は青とピンクの2色。体温でインクの色はほとんど消えるが、100%落ちることを保証するわけではないので注意。対象年齢7歳以上(画像クリックで拡大)

 米国発の、青やピンクに着色されたシャボン玉「Zubbles」が、今年8月6日に日本に上陸し、着々と人気を伸ばしている。

 日本での発売元は、神奈川県小田原市にあるStrapyaNext。「発売から10月末までに、すでに約1万1000個を売り上げています。この調子なら、年間目標の4万個は達成できそう」と語るのは、同社のオンラインショップ「にぎわい商店」担当の柳川宣仁さんだ。「カラフルなシャボン玉は目新しく、小さい子供たちに大人気。購入者の方からも、『不思議!』『一緒に遊ぶと子供が大喜びする』と、好評をいただいています」(同)。

 この商品を開発したのは、米国ミネソタ州に住む、Tim Kehoeさん。ごく普通のサラリーマンだった彼は、ふとした好奇心から色付きシャボン玉の開発に着手。最初は商品として売る予定もなく、自宅のキッチンで様々なインクと洗剤を混ぜ合わせる程度だったが、その情熱は年を追うごとにエスカレート。最終的には自ら会社を起こし、同商品を完成させた。開発までの期間は15年。費やされた金額は、日本円で実に3億円にものぼるという。

 シャボン玉にインクで着色することは一見簡単そうに思えるが、実は非常に困難。「単にシャボン液にインクを混ぜるだけでは、シャボン玉になったとき、重力の影響で色がどうしても下の方へ寄ってしまう。そのため、色ムラのないシャボン玉は地球上では不可能とさえ言われていたそうです」(同)。「Zubbles」は、着色に特殊なインクを使用することで、この色ムラの問題をクリア。さらに、このインクは人間の体温程度の熱と反応して色が消え、洗い流すことも容易なため、うっかり体や衣服に付着しても安心だ。ちなみに、そのメカニズムはすべて企業秘密となっており、インクの成分も一切公開されていないのだとか。

 現在発売されているカラーは、青とピンクの2種類。来年には新色を発売する予定だ。カラフルなシャボン玉が、空を埋め尽くす日は近いかも?

(文/森石豊=Office Ti+)