Q1 :接種しようと思ったら予約終了!なんで?

 インフルエンザワクチンの製造量は、厚生労働省医薬食品局長が招集する『インフルエンザワクチン需要検討会』で需要予想がなされ、決定されます。今年は2905万本(約5810万人分に相当)が予定されています。

 他の麻疹(ましん)やヒブ、肺炎球菌ワクチンなどと異なり、インフルエンザワクチンは、毎年新たに作られるため、その年の分を使い果たしたら終わりです。毎年新たに作る理由は2つあります。まず、インフルエンザウイルスの遺伝子が変異しやすく、同じAソ連型ウイルスでも、去年と今年はわずかに違うからです。そして、現在製造されているワクチンの効果が3~6カ月程度で薄れてしまうため、新たに接種する必要があるからです。

 医療機関では、前年度実績から必要本数を勘案し、8月ごろに卸問屋に仮発注します。ワクチンは9月末に医療機関に届けられはじめます。そして、在庫がなくなったら終了します。不良在庫を防ぐため、医療機関によってはインフルエンザワクチン接種を完全予約制にしているところもあります。