無線LAN(Wi-Fi)機能を内蔵したSDメモリーカード「Eye-Fi」。以前から気になっていたこの製品をテストする機会に恵まれた。その使い勝手が見事だったので、紹介したい。

 まずは、Eye-Fiについて簡単に説明しよう。Eye-Fiは、SDメモリーカードの代わりにカメラにセットして使うメモリーカードだ。通常と違うのは、内蔵している無線LAN機能を使って自宅や会社、公衆無線LANなどのアクセスポイント(親機)に接続できること。インターネットに接続すると、撮影した写真がEye-Fiのクライアントソフト「Eye-Fi Center」をインストールしているパソコンへと転送される。

 通常、撮影した写真をパソコンで見たいときは、デジカメ本体とパソコンをUSBケーブルでつなぐか、メモリーカードをパソコンのカードスロットに挿し込んで写真を転送する。Eye-Fiを使えば、こうした転送の手間が省けるのだ。Eye-Fiは、2年ほど前から販売されている。読者の中には、既に愛用されている人もいるだろう。

 そんなEye-Fiを今さら、ピックアップしようと思った理由――。それはEye-Fiが、撮影した写真をパソコンだけでなく、クラウドサービスへと転送できるという話を聞いたからだ。どういったサービスと連携できるのか? 使い勝手と気になった点をじっくり紹介しよう。

テストに使用したEye-Fiは8GB版の「Eye-Fi Explore X2」(実売価格:9980円)。今年5月に発売した最新版だ(画像クリックで拡大)

テスト機は、4年前に購入したキヤノンの「PowerShot S3 IS」。パソコンでEye-Fiのセットアップを済ませたら、あとは通常のSDメモリーカードと同じようにデジカメへセットする (画像クリックで拡大)

Eye-Fi Explore X2ほか、容量が4GBの「Eye-Fi Connect X2」(実売価格:6980円)と、高速なIEE802.11n対応の「Eye-Fi Pro X2」(実売価格:1万5800円)も販売されている (画像クリックで拡大)

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