早いもので、今年もこの季節がやってきました。12月号は、年末恒例のヒット商品特大号です。「2010年ヒット商品ベスト30」では、今年ヒットした商品のランキングをどこよりも早くお届けします。ランキングの決定会議では、実は不思議な現象が起きました。ヒットのパターンがほぼ同じ、という商品がいくつもあったのです。消費者の心を捉えたものには、共通項がありました。さて、それは・・・。
「2011年ヒット予測ランキング」では、来年確実に、はやりそうなものをあらゆるジャンルから集めています。2000年にこの企画がスタートしたときに比べ、当たる確率は、年々上がってきています。今はまだない商品や小さな兆しでしかないサービスなどのヒットを予測していくのでかなり大変な作業です。「モバ美(ビュー)」「アートイカメラ」など、その商品に我々がつけたネーミングにも注目してください。
さらに、今年は、2010年という節目の年。2000年〜2009年の10年間で、弊誌が毎年選んできた合計300個のヒット商品からベスト20を決定。ヒットメーカーなど208人が投票して決めました。こちらも非常に興味深い結果となっています。かつての商品が今につながっているのが、見えてきます。加えて、エコトレンドがわかるエコ別冊もつけました。編集部の血と汗と涙の結晶! 自信作です。どうぞ、ご期待ください。
(日経トレンディ編集長 渡辺敦美)
≪目次詳細≫
【第1特集】
2011年 ヒット予測ランキング
「得するジオゲーム」「モバ美」「新書サイズタブレット」……。地球上に多種多様な生物が存在しているのと同様に、2011年は「モバイル多様性」が注目される年になる。一方、「アートイカメラ」や「チアリーダー飲食店」など一見「キテレツ」だが、「基本性能」のレベルも高い「質実冒険」タイプの商品も売れる。ヒットを生み出すキーワードを探った結果、2011年に売れる製品・サービスが見えた。
【第2特集】
2010年 ヒット商品ベスト30
潮目が変わった。エコカー補助金が終わり、家電エコポイントも縮小……2010年は国策ヒットが影を潜めた。安いだけでも売れず、むしろヒット商品に共通したのは、身近な物にちょっとした「付加価値」を持たせた点。3D映画、プレミアムロールケーキ、ポケット ドルツ……消費の低迷が続く半面、「節約疲れ」が見え隠れする。一方、業界のガリバーは相次いで「追随商品」を投入。食べるラー油やスマートフォンなどを力技で売った。まだまだ財布のひもが固いなか、消費者の購買意欲を喚起したヒット商品の数々を分析し、2010年を総括する。















