女の子にとって水着を着るのは非日常の大きなイベント。楽しく過ごせるかどうかは水着選びにかかっている。かわいく見えて、胸も“盛れて”、ほかの子に差をつける水着だ。“肌魅せ”にどん欲な若い女性たちは、今夏、どんな水着で魅せるのか。ギャルの牙城、マルキュー(SHIBUYA109)で人気のショップ「ピーク&パイン」の新作水着を拝見する。

「マルキューの水着屋さん」として注目される水着ブランド

PEAK&PINEパンフレットより転載(画像クリックで拡大)

 取材に訪ねたのは、レディース水着ショップ「PEAK&PINE(ピークアンドパイン)」を全国に約30店舗展開するミューラーン。1978年(昭和53)創業の水着メーカーで、1999年(平成11)にSPA事業(製造小売業)をスタート、第1号店をマルキュー(SHIBUYA109) に出店した。その頃から「マルキューの水着屋さん」として若い層の注目を集め、現在は、アンテナショップの位置づけであるマルキュー店をはじめ、大都市の5店舗で通年販売している。

 直営店で扱うのは、売り上げの6割を占める主力ブランドでショップ名にもなっている「PEAK&PINE(ピークアンドパイン)」ほか、「Lapis-miu(ラピス・ミュウ)」「Defilious (デフィリアス)」「SPaakey(スパーキー)」の4ブランド。ターゲットは、ふだんからマルキューで買い物をするファッションに敏感な女性。10代~20代が中心だが、オシャレな30代ママや40代OLにもファンがいる。洋服の流行と連動させ、最先端のファッショントレンドを取り入れた新作水着を毎月リリースするのが特徴だ。

「布面積を増やすとちょっと野暮ったい」という感覚がある

 では、マルキューのファッションを好む女性は水着に関してどんなこだわりがあるのか。「うちのお客さまは“体型を隠す”ことにとらわれない。布の面積を増やすとバランスがくずれて野暮ったいという感覚があるんです。でもスタイルはやっぱりよく見せたいので、(胸は)パッドをプラスして盛りますね」(広報・土屋直美さん)

 “肌魅せ”に大胆、ネイル(付け爪)やつけまつげの魅せ意識も強く、人の目をテンにするほど過激なギャルもいる。「最近はギャルという言葉はあまり使わない」(企画・田中琴美さん)そうだが、マルキューで売れまくっている水着なので「ギャル水着」と呼ばせていただこう。

 さて、ピーク&パインの今年の目玉戦略は「レイヤードスタイル」、すなわち「重ね着」である。その1つが「Tバック」の重ね着、もう1つがランジェリー風「透け透けレ-ス」の重ね着だ。

 まずは「Tバック」の重ね着から拝見します。