日本政府は、現在15兆円規模のコンテンツ産業の売上高を20兆円に引き上げる成長戦略を描く。そのためには「日本コンテンツの海外展開」がキーワードの一つ。アニメやマンガ、映画や音楽などの海外でのビジネスを拡大していくことが重要だ。

 そこで経済産業省は昨年に引き続き、秋に国内で開かれる統合的なコンテンツフェスティバルである「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)」を7月初旬にフランス・パリノール ヴィルパント展示会会場で開かれた「JAPAN EXPO」(JE)に出展した。昨年から強化している海外展開の一環。日本のコンテンツの魅力を広くアピールするのが狙いだ。今年はブラジルや上海でもコ・フェスタを紹介した(関連記事:「コ・フェスタ IN 上海」リポートを別途掲載)。

今年も多数の入場者を集めた「JAPAN EXPO」。主催者によれば今年の入場者数は17万人を超えたとのこと(画像クリックで拡大)

コ・フェスタブースでは、ミニステージでイベントなども開催。アンケートなども実施してにぎわった(画像クリックで拡大)

 今後日本はコンテツの海外展開をどう進めていけばいいのか――手塚プロダクション社長として手塚マンガの海外展開も促進、コ・フェスタ実行委員会副委員長も努める松谷孝征氏にJEの印象などを現地で聞いた。

JAPAN EXPOの会場で7月3日と4日に開催された日本を紹介するイベント。在仏日本国大使館やパリ日本文化会館、自治体国際化協会パリ事務所、観光庁・日本政府観光局、コ・フェスタが連携して和太鼓や三味線のコンサートなどを通じて日本の魅力を紹介した(画像クリックで拡大)