今回は、ビックカメラ有楽町店本館にてデジタル一眼の売れ筋を聞いた。同店の長島輝明氏は「1年前にオリンパス・ペン E-P1が登場して以来、市場全体で女性の需要が重要な位置を占めるようになってきました。入門機のなかでも、軽くてデザイン性に優れたモデルがすごい勢いで売れるようになっています」と語る。その流れは、売り場の様子も大きく変えたという。

 まずは、全体の売れ筋モデルを見ていこう。同店の人気モデルベスト5は以下の通りだ。価格とモデル名は、同一シリーズ内でもっとも売れているタイプを載せている。

●デジタル一眼カメラ売れ筋ランキング
1位 EOS Kiss X4 ダブルズームキットキヤノン9万2800円(ポイント20%)
 APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載し、60fpsのフルHD動画が撮影できるデジタル一眼レフカメラ。本体サイズと重量はW128.8×D75.3×H97.5mm/約475g。
2位 オリンパス・ペン ライト E-PL1 パンケーキキットオリンパスイメージング7万9800円(ポイント10%)
 マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼で、Live MOSセンサーを搭載する。本体サイズと重量はW114.6×D41.5×H72.2mm/約296g。同キットは5月下旬発売。
3位 α NEX-5 ダブルレンズキットソニー9万4500円(ポイント10%)
 APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載するミラーレスモデル。独自開発の「Eマウント」レンズに対応する。サイズと重量はW110.8×D38.2×H58.8mm/約229g。
4位 K-x ダブルズームキットペンタックス7万500円(ポイント20%)
 APS-CサイズのCMOSセンサーを備えるデジタル一眼レフで、合計100種類のカラーをラインアップしている。本体サイズと重量はW122.5×H91.5×D67.5mm/約515g。
5位 D5000 レンズキットニコン6万4800円(ポイント10%)
 ヒンジ付きの可動式液晶モニターを採用した一眼レフで、APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載する。本体サイズと重量はW127×D80×H104mm/約560gとなる。

 ランキングを見ると、主要メーカーの主力モデルがバランスよく売れている。「オリンパス・ペン ライト」や「α NEX-5」といったミラーレスモデルの躍進が目立つが、外観のバリエーションを100種類も用意した「K-x」がヒットしていることも見逃せない。長島氏は「機能はもちろん重要ですが、デザイン性も人気に大きく影響を与えるようになってきました。ファミリーで1台買われるという場合でも、奥様と旦那様に喜ばれるモデルが売れ筋になっているという印象があります」という。

 次のページから、各モデルの人気の理由と、冒頭で触れた売り場の変化を追っていこう。

ビックカメラ有楽町店本館 地下2階にあるデジカメコーナー。地下鉄の有楽町駅と日比谷駅の構内に直結している(画像クリックで拡大)

※なお、写真や文章で掲載している価格とポイントは、2010年7月21日13:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。