ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はレノボ・ジャパンの「ThinkPad X201s」を取り上げる。2カ月ほど前に購入して主に外出先で使っているという戸田氏。使い込んだからこそ気がついた真の実力とは?

 2カ月ほど前に、主に外出先で使うノートとしてレノボ・ジャパンの「ThinkPad X201s」を購入した。今回は、じっくり使い込んだ上での満足度を紹介していこう。普段のレビューでは、1週間程度の試用で記事を書いていく。2カ月使い込んだからこそ、いろいろなポイントに気づくので、より重箱の隅を突く話をしていきたいと思う。

 余談だが、僕はパソコンを評価するという仕事柄、過剰なほどのパソコンを使っている。うらやましいと思う方もいるかもしれないが、不要でも検証のための新モデルを買っている機会も少なくないのだ。正直に言うなら、人柱の気持ちである。

 さて、今回ThinkPad X201sを選んだ理由はいくつかある。まず、キーボードの打ちやすさだ。例えばLet's noteのキーボードも悪くないのだが、シェルタイプのドライブを内蔵するために縦方向に制約がある。結果、左右のキーピッチは広いが上下が狭い。縦ピッチに余裕があるThinkPad X201sのほうが打ちやすいと思う。さらに、英語キーボードが使いたかったので、選択肢がThinkPadシリーズかVAIOあたりに限られてくる。

 手元にあったインテルのSSDも有効に使いたかった。となると、HDDが換装しやすいThinkPad X201sが最適だったのだ。

 実は、dynabook SS RX2も愛用しているのだが、最近は超低電圧版のCPUでは性能が劣ると感じる場面が少なくない。実用性が増したWiMAX内蔵モデルが欲しいと思っていたこともあって購入に至ったのだ。もちろん、dynabook SS RX2にもWiMAX内蔵モデルはあるが、CPUが超低電圧版なので見送ったわけだ。

購入したThinkPad X201sは、今となっては古めかしい外観で、キーボードもアイソレーションではないがそれがいいのだ(画像クリックで拡大)