鶏フィレ1枚肉のサンドイッチ「ブレイザー」

 フランス語で「焼いて調理する」という意味だという、ローストした鶏フィレの1枚肉のサンドイッチ。まず、その鶏肉の厚みと、全体のボリュームに驚いた。サイズ的には、マクドナルドで言うと「クォーターパウンダー」レベルの大きさだろう(価格は単品で420円と、クォーターパウンダーよりも高い。カロリーは低そうだが)。具材はほかに、レタス、トマト、チェダーチーズ。それらを、コショウを効かせたマヨネーズソースでまとめていて、最初のひと口、つまり、鶏肉に行き着く前の、パンとレタスとチーズだけの部分からいきなりうまい。特にコショウ風味のソースが抜群で、これとパンだけでもイケそうなくらいだ。

 もっとも鶏肉も大きくて厚いので、少し大きめのひと口なら、すべての具材を一気に味わえる。その時の野菜の量と肉の量のバランスが良く、そのバランスが最後まで続く。つまり、全体的に満遍なく具材が配置されているわけで、ハンバーガー類にありがちな味わいのムラがない。まあ、それは作る店員さんの腕にもかかわることなので必ずそのバランスが保証されるわけではないが、それでもサイズとバランスがよくできたレシピであることに変わりはない。なかでもパンからはみ出すように置かれたチェダーチーズの大きさが目立つ。味としてもこのチーズがアクセントになっていて、チェダーチーズならではのコクがある塩味とジューシーな鶏肉とのマッチングがこの「ブレイザー」のおいしさのポイントになっている。

 さらに、マヨネーズソースとトマトの酸味が鶏肉をサッパリさせ、これだけのボリュームのサンドイッチを一気に食べさせてくれる。とはいえ、そのボリュームはかなりのもので、「ブレイザー」と「オーブンローストチキン」と「フレッシュサラダ」の3品だと、やや食べすぎか、と感じるくらい。しかし、それだけ食べても、もたれず、のども乾かないあたり、なかなかヘルシーに仕上げている。

「ブレイザー」は包み紙も新しいタイプ(画像クリックで拡大)

パンはそれなりに大きいが、鶏肉やチーズがはみ出している(画像クリックで拡大)

厚手のフィレ肉とたっぷりのチェダーチーズが食欲をそそる。トマトと鶏肉の相性も良い(画像クリックで拡大)

「フレッシュサラダ・オクラとアスパラ」

 この店でしか食べられないサラダ系メニューは、全部で5種類。このほかにケンタッキーの定番、コールスローサラダも用意されている。これだけのサラダがそろっているファストフードもあまりないだろう。試食したのは、「フレッシュサラダ・オクラとアスパラ」。フレッシュサラダには、「かぼちゃとニンジン」のタイプもあるらしい。それにしても、オクラの入っているサラダというのはなかなか珍しい。カボチャも火が通っている野菜だし、やはり「ほかでは食べられない」ということを大事にしているサラダメニューといえそうだ。

 ドレッシングは「シーザータイプ」と「和風タイプ」の2種類。

 まず「シーザータイプ」は、シーザーサラダに欠かせないクルトンがドレッシングの中に入っている。液体に浸されているのにザラリとした食感がきちんと残っていて面白い舌触り。酸味は抑えめで、まろやかな口当たりだ。すっぱいドレッシングが苦手な人にはこちらをおすすめしたい。葉物の野菜はレタス・サニーレタス・赤キャベツと3種類入っており、このドレッシングがよく絡む。

 「和風タイプ」は醤油ベースのサッパリしたもの。クセのない、日本人なら誰でもなじみがある味わいだ。オクラにはこの「和風タイプ」のほうが合う気がした。オイル入りのドレッシングではあるが、さほどしつこくないのでノンオイル派でも醤油好きならOK。ドレッシングの量は十分で、サラダによくありがちな味のしない部分を食べるハメにはならなかった。

 ほかにも、ラタトゥイユソースで食べる「温野菜」、ブロッコリーとパプリカが目に鮮やかな「ブロッコリーのマリネサラダ」も同時に発売される。ちょっと変わったところでは、縦長のカップのなかにパスタとサラダが詰め込まれた「彩り野菜のパスタサラダ」もある。小腹にちょっと何か入れたい、という時にもカフェとして使えるメニューが多くそろえられているのだ。ケンタッキーの新たなアプローチがサイドメニューにも表れているといえるだろう。

「フレッシュサラダ(オクラとアスパラ)」は、ほかにミニトマト、レタス。サニーレタス、赤キャベツが入っている(画像クリックで拡大)

「フレッシュサラダ(オクラとアスパラ)」にシーザードレッシングをかけた。チーズとクルトンの風味がうまい(画像クリックで拡大)

「フレッシュサラダ(オクラとアスパラ)」に和風ドレッシングをかけた。醤油ベースのドレッシングは箸が進む味わいだ(画像クリックで拡大)

「クラッシャーズ 抹茶あずき」
「クラッシャーズ クッキー&クリーム」

 シェイクでもスムージーでもないフローズンドリンクとして登場するのが「クラッシャーズ」だ。シェイクは舌にべっとりとした後味が残るが、この「クラッシャーズ」は飲み終えると、スーッと引いていく感じがした。味は全部で4種類。特徴もそれぞれ異なり、多くのニーズに応えようという姿勢が感じられる。

 今回は「クッキー&クリーム」と「抹茶あずき」を試食。「クッキー&クリーム」は、ココア風味のドリンクの中にザクザクとした食感のクッキークランチが入っている。クッキー入りのドリンクはよく見かけるが、チョコクッキーにはバニラ系よりチョコ系のドリンクのほうがマッチすると感じた。「抹茶あずき」は中に本物のあずきが入っていて、普通なら抹茶につぶされてしまいがちなあずきの風味がしっかりと味わえる。ほかには「ストロベリーバナナ」と「カフェモカクランチ」があり、ぜひ試していただきたい。

 容器も「クラッシャーズ」専用に作られたもの。ストローはかなり太くて、入っている具材が引っかかって飲みにくいということもない。ふたの上部には大きな穴が開けてあり、ストローだけでなくスプーンをさして食べることもできそうだ。

「クラッシャーズ」の抹茶あずきは潰したあずきと抹茶のしっかりした味わい(画像クリックで拡大)

「クラッシャーズ」のクッキー&クリームはざくざくとしたクッキーの食感が楽しい(画像クリックで拡大)

容器の上部は大きく開いている。ストローの周囲に余裕があるので飲みやすい(画像クリックで拡大)