<次世代店舗限定メニューをいち早く試食レポート!>

 新メニューから今回試食できたのは、「オーブンローストチキン」「ブレイザー」「アスパラとオクラのフレッシュサラダ」「クラッシャーズ」の抹茶あずきとクッキー&クリームの5品。次世代店舗のメインメニューを、ひと通り試食したことになる。結論を先にいえば、どれも「この渋谷公園通り店でしか食べられないのが残念」と思ってしまうほどおいしかった。

完成度が高い「オーブンローストチキン」

 この価格(1ピース280円)でこれだけジューシーなローストチキンが食べられるのは、さすが長年チキンを扱ってきた同社ならでは、といったところか。写真からも何となくうまそうな気配が伝わるパリッと焼けた皮と全くパサつく部分がない肉は、料理として出されるローストチキンと遜色ないレベル。スパイスの独特の香りから従来のフライドチキンとの共通点も感じつつ、さっぱりした塩味がメインの風味は、フライドチキンの油っぽさがツラくなってきた中年層にも最後までおいしく食べられる。「チキンを食べやすくするために」と新たに添えられた包み紙も手を汚さずに済むのでありがたかった。

 国産鶏モモ肉を使用し、スチームコンベクションオーブンで焼き上げるという新しいスタイルから作られるローストチキンは、全店で今後レギュラーメニューになってほしいと思えるほどの完成度。そこに、付属の「刻みトマトのマリネソース」をかけることで、さらにさっぱりと食べられる。

 今回の新メニューは「ブレイザー」もそうだが、鶏肉と酸味を合わせることで生まれる、さっぱりとして風味もある味わいを中心に考えられているように思う。平たく言えば、「鶏の唐揚げにレモン絞るとおいしいよね」という感覚。それを、グッと洗練させたのが、刻みトマトのマリネソースをかけたローストチキンだ。パプリカがたっぷり入ったマリネソースはそれだけ食べてもおいしいから、ローストチキンのみ、ローストチキン+マリネソース、マリネソースのみと、1つのメニューで3つの味が楽しめるというわけだ。

 ワンピースの量は従来のフライドチキンのワンピースより少し大きい印象で、意外にボリュームがある。たださっぱりと食べられるうえに、強すぎない塩味があとを引くので、うっかりすると食べすぎてしまう危険性はありそうだ。

「オーブンローストチキン」は、国産モモ肉を塩と7種類のスパイスで焼き上げたもの。スパイスにケンタッキーらしさが感じられる(画像クリックで拡大)

「オーブンローストチキン」の表面。こんがりと香ばしく焼けている。表面にハーブやスパイスが見えるのもローストチキンならでは(画像クリックで拡大)

添え付けの「刻みトマトのマリネソース」は、酸味の中にほのかに甘味を感じる。トマトとパプリカが入っていて、そのまま食べてもうまい(画像クリックで拡大)

チキンを食べやすく包める紙袋を新しく作成。チキンに付属する(画像クリックで拡大)

セットメニューにすると、かなりのボリュームだ(画像クリックで拡大)